
薄暗い中で金網フェンス越しによく見ると、線路に乗っている小さな鉄道車輪の上側に、タイヤが宙に浮かんでいます。レールと道路の両方で走ることが可能な鉄陸両用車両でした。100メートル位の距離を往復しながら、何人もの作業員が周りを動き回っています。(動画-1) (動画-2)
鉄陸両用DMVと言えば最近JR北海道の網走線でマイクロバスを改造して造られたものが話題になりました。「DMV」とは、「Dual Mode Vehicle(デュアル・モード・ビークル)」という乗り物の略称です。そんなニュースを見ていたこともあり、それより先に保線点検工事の専用車両に同じ仕組みのものがあったということを面白く思いました。
ところで、この車両は千里山まで道路を通りやって来て、駅前の幅広い文化踏切辺りからレールに乗り入れて来たのでしょうか? そうだとすればぜひ一度そういうシーンを見てみたいものだと思いました。