
企画のねらい通り夏休みの親子連れの多くが、用意された工作テーブルの上でインストラクターに教わりながら簡単なクラフトを楽しんでいます。動物や恐竜、アイドル・フィギュアや物語の主人公など多彩な紙の世界が広がっています。平面から2つ折り・3つ折り・曲面・連結と、次第にリアルで複雑な立体に変化していくプロセスも興味深く並べられています。
最後のコーナーではTVチャンピオンの「4・5・6ペーパークラフト王選手権」で優勝し名誉チャンピオンに輝いた大熊光男氏の“ペーパーイラスト”が展示されています。素材が紙になっただけの才能有るイラストレーターの仕事として、他のペーパークラフト技術を駆使したリアルなものづくりとは一線を画す、想像力豊かな作品群で見応えがありました。
今月末31日まで開催しているようですので、夏休みの工作課題に悩む子供達にも教えてあげて下さい。