千里山ブラウズ

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大阪エキスポズ

2008-11-07 00:03:20 | 千里山INFO

 千里山東の画廊喫茶「ル・パルク」の壁パネルに、プロ野球の関西独立リーグ発足にあたり、吹田にも“おらがチーム”を創り参加しようという呼び掛けチラシが貼られていました。関西独立リーグは2008年の3月に、元四国・九州アイランドリーグの石毛宏典コミッショナーからその構想が発表されました。先ずは4チーム(大阪府・神戸市・明石市・和歌山市に本拠を置く4球団)からスタートし、京都府・奈良県も加えた8球団で運営するということになっているようです。
 この大阪エキスポズ設立準備室を仕切られているのが、以前このカフェで三原オーナーから紹介された明石尚武さんです。大阪だけでなく全国的に好評を博した吹田市立博物館開催の万博展の、企画運営コーディネーターとしても活躍されていました。今度は球団設立という新たな地域興しに、その経験と敏腕を発揮されることでしょう。
 日本ではスポーツが企業と結びついて振興されてきた状況が、最近の経済環境の厳しき折りから、ヨーロッパ型の地域に根差した形に変化してきています。その先駆けとして、サッカーはプロリーグ化するに際して地域を冠したチーム名として、今日のスポーツ・ビジネスとしての広がりも実現しています。バスケットボールも最近の大阪エベッサの活躍など、このところ話題を提供しています。野球はセ・ハ゜両リーグ12球団に分かれ、伝統のあるスポーツとして維持されてきていますが、サッカーのような全国的な組織とはなっておらず、アメリカ大リーグなどに選手が流出するなどやや沈滞化は否めない状況です。地域独立リーグはその受け皿として野球スポーツを支え、同時に地域振興の新たなシステムとしても期待されています。
 サッカーのガンバ大阪(来週のアジア・クラブNo.1を決める、オーストラリアでのアウェイの試合の健闘が期待されます!)と並ぶ、人気と実力を備えたチームになって欲しいものです。