今月号に掲載されていた記事の中から星空イベントをご紹介します。先ず、12月1日の日没頃の西空を見ると、宵の明星(金星)と木星の2つの惑星が接近する横に、鋭い三日月が掛かり美しい競演を見せてくれます。これらの惑星は共に非常に明るく輝く星なので、澄み切った冬の空気の中で一層魅力的に映ることでしょう。
来年の7月22日に日本でも皆既日食が見られるということは、もう良く知られるようになりました。6分を超える長い時間続く日食ショーを見るために、鹿児島県沖に連なる島々への渡航人気が高まるものと思いますが、その辺の詳しい情報も色々と掲載されています。中国の上海などでも皆既日食エリアに入っていて、こちらも比較的行きやすいと思われるのですが、北京オリンピックでも話題になった大気汚染が気になります。いずれにしてもこの日は僕もいづれかの場所に旅行して、おそらく生涯一度の皆既日食をぜひ体験してみたいと考えています。
【追記】12月1日の月と惑星(金星・木星)の写真を撮りました。