西宮北口にはこれまでは、阪神・淡路大震災による崩壊を乗り越えようやく軌道に乗りかけたばかりのアクタ西宮という商業ビルと、昔ながらの特徴店舗で住民に親しまれてきた西北商店街がありました。そこに阪急西宮ガーデンズが新たにオープンしたことで、試算によると売り上げの50%が失われてしまうと言われています。どちらの商店街にとっても存続の危機に立っているという状況のようです。単純に考えればとても対抗するのは難しいように思います。
放送では、三者共通の四つ葉のクローバー・マークを制定し、クリスマス・イルミネーションの点灯イベントをしていました。阪急西宮ガーデンズ側も街の活性化を一緒に考えていきたいとインタビューに応えていました。本当にそのようなアプローチや話し合いが行われていくのか、今後も興味深く見守りたいと思います。一年間に2,000万人の集客が予想されていますので、どのような共存そして街全体の活性化が実現するのかが問われています。