若者や中高年を中心にアコースティック・ギターがブームとなって久しいですが、その一般的な流れが一つの節目に差し掛かり、より多様で個性的な方向に向かい始めたように感じます。自分の周りでもピアノやサックスそしてトロンボーンまで、自分にしっくりくる楽器や音色を求める声が聞こえてきます。教会音楽を奏でるシターのライブも千里山のカフェで行われ好評です。
また同時に、歌からインスツルメンタルの方へという流れも起きているようです。それは一方ではより本格化ということでありますし、言葉を超えて純粋・普遍化ということでもあると思います。それだけ音楽の持つ美しさや癒しの要素などが、現代生活の中で大きな心のニーズを担い始めているのだと思います。