千里山ブラウズ

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光のマジカルクエスト

2010-02-20 00:01:20 | Weblog

 阪急梅田三番街北館B2Fの水上ステージ横で、電子情報掲示板の実験が行われています。僕もよく行く「四川辣麺」の前に設置されているので窓越しに見ていると、スーツ姿ですがエンジニア風の人が画面でインターネットを操作していました。画面ではその他にも三番街の店舗情報などが常時表示されています。
 三番街には南館B1Fに案内ブースがあり女性が一人座っていますが、他には各所にパンフレットのラックが普通に置かれているだけで、それ以上に積極的な案内サービスは見られませんでした。この電子情報掲示板がそれを補い、歴史のあるモールを活性化することが出来るのか興味を持ちました。
 お客自らがタッチパネルで自由にお店を検索できたり、お薦め商品やキャンペーンなどプッシュ情報も行うなども期待されるところです。
 その一連としてe空間Kansaiが「光のマジカルクエスト」を三番街で実験していました。e空間Kansaiは通産省による研究開発事業を行う産業グループ(電通やパナソニック・日立製作所などが参加)ですが、最新の技術を活用し今後役立つ新たなサービスの開発・実証を行っています。三番街モールに隠された宝物(クーポンやお得情報など)のLED光情報を、専用の受信端末で見つけて歩くゲームを提供していました。関係者に説明を聞いたところでは、将来的には携帯電話に機能を搭載することで、誰もが簡単に楽しく情報をケットできるシステムを目指すということでした。
 僕は昨夏の富士通の携帯電話コンペに応募しましたが、そこで今後増えると予想される街や電車などの薄型電子情報パネルから発信される音声を、携帯電話の受話器を通して自由に聞けるタウン情報システムを提案しました。多くの人が常時持ち歩いている携帯電話の活用が、これからも多方面に広がっていくのが楽しみです。