先日カメラのキタムラ梅田中古買取センターに、不用となったマニュアル・カメラとレンズ類を売りに行った時に、『フォトライフ 四季』(Vol.73 SUMMER)を貰ってきました。それはカメラのキタムラの顧客を中心にしたNPO法人フォトカルチャー倶楽部が発行している季刊情報冊子のようです。
NHKでも放送されている写真と俳句のコラボレーションであるフォト575の紹介や、各地のフォトギャラリー情報など多様な話題がある中でも、特に自然写真家の杉本恭子さんの特集インタビューを興味深く読みました。杉本恭子さんはシステム・エンジニアから10年ほど前に写真家への転身を果たし、名古屋・東京を中心に精力的な撮影活動をされているのですが、長野県阿智村や阿南町で写真を通しての地域起こしにも携わっておられます。
具体的には撮影会イベントを地方で開催することで、全国から人が集まることと合わせて、地域の素晴らしい場所や物がファインダーを通して新たに発見・紹介されることです。これまで村人には当たり前すぎて何でも無かったものが、写真の中で輝き出す地域再発見でもあります。
3年前に僕が地域情報サイト「千里山.NET」で撮影使用した写真の一部を、画廊喫茶「ル・パルク」でご覧頂いた時にもそんな声をお聞きしたことを想い出します。またいつか写真やスケッチそして俳句などの『千里山ふるさと展』を企画しても楽しいと思います。
・『千里山.NETの見た景色展』はこちらのギャラリーからご覧頂けます。