だんじり祭りの夜に岸和田の姉の家を訪れる途中、昼過ぎから音楽仲間の松谷一広さんのお家にお邪魔しました。先日僕も参加させて貰った「作詞・作曲セミナー in 大阪」で知り合いになったピアノ調律師&音楽家の方です。
「冷たいビールを用意してお待ちしています」とのメールの通り、美味しいビール(僕の好きなサントリー・プレミアム・モルツ)と楽しい会話を頂きました。何でもそうですが同好の趣味の話は尽きることはありません。最近また読み返していた昔買った本『とびきりおいしい作曲レシピ』(田中ルミ子著でスタンダード17曲の魅力を分かりやすく分析しています:中古本あり)をお薦めしたり、思い付いたモチーフの記憶に愛用しているハンディー録音機「ZOOM H2」をご紹介したり‥‥。
今回の訪問で特に楽しみにしていたのは、土蔵の中をピアノ室にされているということでした。別棟にある古い木門をくぐり中庭の飛び石を歩いて土蔵に入ると、物置き然とした一郭に楽譜の棚に囲まれてグランド・ピアノが置かれていました。防音設備は特別されていないということでしたが、内装の板壁と外の厚い土壁でそれ程音は漏れないようです。
こういう空間で産み出された曲なのかと想いながら、作曲者の松谷さんが自ら弾く生演奏『anone~あのね‥‥』を楽しみました。もっと改装されて土蔵のピアノ・カフェというのも良いのではないかと想像しました。
夕方になり、今週末9月26日(日)に松谷さんも演奏されるピアノ・ライブ (出演者ブロフィール)が予定されている、岸和田駅のすぐ裏通りにあるカフェ「のだて」(地図)に行き、また生ビールをご馳走になりました。ビールに演奏と“生”づくしの午後でした。
それから僕は岸和田城の夜景プロムナードを楽しみながら姉の家に向かいました。