良く利用している梅田の紀伊國屋書店がリニュアルで、しばらく片肺飛行の状態で半分のスペースを使い営業を続けていたのですが、先週辺りから全改装が終わり通常に戻っています。
フロア・レイアウトや動線計画が面白く、左右入口から斜めに広い通路がVの字に描かれています。斜めに並べられた本棚の角に無駄なスペースができるのですが、その通路が顧客を一気に奥まで招き入れるアクセス効果があるようです。おそらく左右それぞれの入口(出口)からVの字に通り抜け、その間に目に留まった本をより多く買ってしまうのではないでしょうか。
また、数カ所に散らばり混雑していたキャッシャーが、左右の入口と奥に纏められる替わりに、その前のスペースは顧客のスムーズな動線を妨げない十分な広さが確保されています。
店内インテリアも、ナチュラルな木目調の素材と明るく暖かな照明を採り入れ、今までのイメージから一新した感じになっています。