千里山ブラウズ

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阪神ルーキーが初完封勝利!

2010-09-14 00:01:47 | Weblog

 阪神タイガースのルーキー秋山拓巳投手(19)が初完封勝利の上に、追加点の三遊間タイムリー・ヒットも放つという離れ業をやってのけました。日曜日の午後の中継をそれとなく見ていたのですが、直球・スライダー・カーブを交えまったく危なげのない投球でした。
 千里山マーケットでも以前から、阪神デーとして勝利翌日のセールを実施しています。僕は取り立てて阪神ファンという分けではないのですが、今年のように競ってくる状況になるとやはり地元のチームを応援したくなるものです。
 高卒ルーキー投手の初完封勝利は球団では、遠山現2軍コーチ以来24年振りというくらい珍しいもののようです。ましてその間の打者の技術進歩には大きいものがあると言われていますので、尚更に素晴らしい素質を持ったルーキー(救世主)の出現ということになります。
 女房役で大リーグ経験のある城島捕手のコメントが知りたくて、スポニチを千里山駅売店で買いました。その素質とマウンド度胸を大したものだと褒め称えながら、6回から直球の威力が増してきて組み立てを変えたと言っていました。リリース時に指が良くボールに掛かっているので、見かけの速度よりも切れのある球が来ているのだそうです。現在首位打者の青木選手など対戦相手のヤクルトの各打者も、捉えにくい投手だとのコメントを残しています。
 それまでの連敗の中でも特に直近の2試合は、ベンチの継投失敗に問題があるとマスコミは厳しく責めていました。先発投手のその時の調子を感じるより、いわゆる方程式の方を優先したような継投策に、プロらしからぬ安易さをマスコミやファンは読み取ったのだと想います。城島捕手は実際に受けている投手の調子を、一番にベンチに伝え得る立場ですので、これからもグランドの司令塔として機能していって貰いたいと思います。

※ 秋山投手の母校である愛媛・西条高校は今夏、地方予選準決勝で惜しくも敗退していました。昨年まで(3年時にエースとして春夏連続甲子園出場・打っては4番で高校通算48本塁打)バッテリーを組んでいた後輩のキャッチャーに慰めの電話を入れ、言葉にならず号泣する後輩たちの悔しさの分も、自分が甲子園で輝くことを改めて誓ったそうです。【スポニチ】
 折しも昨日まで猛暑日が続いていましたが、今日からは秋の空気を含んだ高気圧の圏内に入りました。甲子園の爽やかさを感じさせる秋山投手の投打にわたる活躍が何か象徴的でした。