奈良県の香芝にあるクライアントとの打ち合わせがあり、最寄り駅にあたるJR和歌山線の志都美駅を利用しました。
こちらを訪れるのは3年振りくらいでしたが、以前の懐かしいレトロな旧・駅舎に替わり、跨線橋を設けたモダンな駅舎になっていました。朝は乗り継ぎに手間取りアポイントの時間ギリギリで到着したので直ぐに駅を出ましたが、打ち合わせを終えて帰りには少し待ち時間があったので駅舎や置かれたパンフレットなどをじっくり見ました。
僕は初めて行った街の歴史や謂れなどを知るのが好きです。現在住んでいる千里山でもそうですが、それが嵩じて「千里山.NET」という地域情報サイトも運営するようになっています。住んでいる街の歴史や過去の人々の願いなどを知ることは、自然にその街や住民を好きになっていくことに繋がります。
さて、志都美駅ですが先ず以前は駅を出たロータリーの横に、街の歴史や駅の由来などが刻まれた石碑が立っていたと想いますが、それが普通の良く見るガイドMAPになっていました。近くの寺社や景色などの案内に混じって平野塚穴山古墳群(7世紀頃)のことが載っていました。さすがに奈良ということで今度来た時には立ち寄ってみようと想いました。
駅員が常駐している執務ルームが、跨線橋の上の中央に改札と一体化している構造なので、駅舎というイメージが薄く機能的ではあっても1Fの視線では人の温もりや存在感があまりありません。沿線の駅が同じような風景になってしまうのは残念ですが仕方ないのかも知れません。