千里山まちづくり協議会の広報サイトである「ちさとの風WEB」に、その鉋がけの様子が写真投稿されて気付きました。そのサイトの写真を見ますと、ユーカリの無垢の木でできた座板を削っているのは、まちづくり協議会の副会長で地元で工務店をされている、このベンチの設置の際にもプロジェクトの中心になって大活躍された漆谷さんです。材料のユーカリの木は吹田市の公園に植えられていたもので、先年の台風によりたくさんでた風倒木でした。それらを利用して千里山の坂道に設置し、高齢者や重い買い物袋などを持った住民が途中で一服できるベンチにしました。
これからも1.2年に一度くらいの割合で鉋掛けをされると思われます。座板は木の感触がそのままに感じられる無塗装なので、雨風に曝される環境では美しい木肌はすぐにくすんでしまいます。住民の皆さんもまた一度綺麗になった木ベンチに腰を下ろして、手をユーカリの木肌に触れてみてはいかがでしょうか。