千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

木製ベンチの鉋がけ

2008-11-15 15:13:25 | 千里山ウォーカー

 千里山のメインストリートであるレッチワースロード(駅前から第一噴水を通過して新御堂筋へと繋がる)に、千里山まちづくり協議会が設置した木製ベンチが最近鉋がけされて美しい木肌色を見せています。以前に側を通った時に何かが違う雰囲気を感じ取ったのですが、その時は深夜にコンビニに出掛けた帰りでしたので分かりませんでした。
 千里山まちづくり協議会の広報サイトである「ちさとの風WEB」に、その鉋がけの様子が写真投稿されて気付きました。そのサイトの写真を見ますと、ユーカリの無垢の木でできた座板を削っているのは、まちづくり協議会の副会長で地元で工務店をされている、このベンチの設置の際にもプロジェクトの中心になって大活躍された漆谷さんです。材料のユーカリの木は吹田市の公園に植えられていたもので、先年の台風によりたくさんでた風倒木でした。それらを利用して千里山の坂道に設置し、高齢者や重い買い物袋などを持った住民が途中で一服できるベンチにしました。
 これからも1.2年に一度くらいの割合で鉋掛けをされると思われます。座板は木の感触がそのままに感じられる無塗装なので、雨風に曝される環境では美しい木肌はすぐにくすんでしまいます。住民の皆さんもまた一度綺麗になった木ベンチに腰を下ろして、手をユーカリの木肌に触れてみてはいかがでしょうか。

iPodの本

2008-11-14 10:40:28 | 作詞・作曲

 現在の音楽プレイヤーのシェアではアップルのiPodが圧倒的な一人勝ち状態が続いていますが、それはパソコン連携ソフトのiTunesと楽曲ダウンロード・サービスのiTunes Storeとの三位一体的なアドバンテージを反映したものです。ウォークマンのソニーや他の多くの音楽プレイヤー・メーカーがどう足掻こうと周回遅れの感が否めません。
 もっともiPodが発売された当初には、アップル自身も直ぐに追随商品が出てきて熾烈な競争が始まるものと予想していたようです。それが年を重ねる毎に競争相手の方からコケていってしまったという結果になりました。これは戦略を練り上げていたアップルにとっても予想外の結果のようです。ソニーの現CEOのストリンガー氏も諦め気味のコメントを発さざるを得ない状況のようです。
 ニューズ・ウィーク誌のITウォッチャーでスティーブ・ジョブズとも親交のあるステイーブン・レヴィ著『iPodは何を変えたのか?』には、そのようなiPod発想と開発の経緯や評価が、時系列にこだわらないシャッフル的な構成の物語りとして描かれています。初代iPodからクリップ・オンタイプのiPodシャッフルまでが対象で、iPodタッチなどの展開はまだ発売されていない時期の本ですが、十分に興味深いエピソードやインタビューに彩られた読み物となっています。
 特に面白かったのは、iPodを創る積もりが初めからあったわけではなく、ソフト会社の協力が得られずiMovieという動画編集ソフトを自社制作することになったのがiTunesに繋がり、最終的にiPodやiTunes Storeに発展していったという件りです。あのスティーブ・ジョブズにしても完全に将来を読み切っているわけでは無いということ、しかし転機を捉えてからの構想・決断力にはやはり非凡なものを感じずにはいられませんでした。iPodファン必読の本でしょう!

iPodは何を変えたのか?
スティーブン・レヴィ
ソフトバンク クリエイティブ
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関東の震災

2008-11-13 08:53:40 | Weblog

 近畿ブロック知事会議での話し合いの中、兵庫県知事の言葉に不適切な発言があったとしてニュースで報じられました。東京圏や関東地方に大きな地震災害があれば、首都機能が麻痺して大きく国益が損なわれるとして、有事の関西の受け入れ体制を整えておく必要があるとしながら、それを関西振興のチャンスと表現したことが問題とされています。神戸大地震の被災地の首長の言葉として、より配慮の無い発言として伝わったのも無理はありません。臨席していた知事もそれぞれコメントを寄せています。
 実際的には高確率で予想されるそのような大災害に対して、余り真剣な対応策が講じられているのかいないのか、このことに対して問題提起を投げかけたということにもなりました。それは政治的な意味合いばかりではなく、民間企業などの危機管理も問われていることで、東京への本社移転による関西経済の沈滞化に対する警鐘でもあります。今回の兵庫県知事の言葉のニュアンスには、そのような東京一極集中への怨嗟も含まれているように感じられました。
 ちなみに僕の住む千里山は大正10年に新たに開発された田園都市の一つですが、直後に起こった関東大震災により大阪本社に転勤してきたエリート・サラリーマン達が多く居住し、東西の文化交流が盛んに行われたことが一つの街のアイデンティーとなっていると言われています。
 『関東大震災の発生により、東京のビジネス拠点の多くが破壊され、大阪本社に東京から移転してきたサラリーマンが、お洒落で快適な郊外型住宅地として開発されたばかりの千里山に住居を構えることになり、当時の共同浴場では大阪弁と標準語のコミュニケーションが活発に行われたと言われています。現在も千里山の地域文化の中に、東京からのハイカラな生活文化の名残りが感じられる理由です。』【千里山.NET・街の歴史

風邪気味です

2008-11-12 10:13:50 | 千里山INFO

 先週から少し風邪気味なのですが、しなければならない仕事が幾つかあって、一日寝てゆっくりするということができません。風邪薬を飲んでいて症状が緩和されているとしても、全体にそれ程酷くないのでインフルエンザではないように思います。ワークをこなしながら徐々に快復してくれればと願っています。
 先日も東大阪での打ち合わせがあり、夕方千里山に帰ってきてそのまま駅前のコーヒー専門カフェに立ち寄り休息しました。温かいダージリン・ティーをレモンで注文し、打ち合わせへの対応や新たに頼まれたデザイン課題などを反芻しながら、やや疲れた身体をカフェの空間にしばらく漂わせていました。
 食欲は余り阻害されていないのですが、別に飲み物を摂りたいと思って入ったカフェではありません。結果的には半分くらいレモン・ティーは残ったままでした。でもその時の僕にとってはとても有り難い空間であり時間でした。邪魔にならない音楽と優しいスタンド照明の光芒に包まれて、少し無理をした自分の身体の調べが落ち着きを取り戻していくのが心地よく感じられました。
 軽食メニューの美味しいカフェやお喋りやコミュニケーションの楽しいカフェ、ケーキセットやフレッシュ・フルーツのステキなカフェなど、千里山にも特徴のあるカフェがたくさんありますが、それらと一緒に何よりも空間や時間を提供してくれる(しかも自宅ではないもう一つの)場所を求めているのを、少し風邪を引いてセンシティブになっている僕は改めて感じました。

新・家元制度

2008-11-11 21:53:16 | Weblog

 最近面白く読んだ本の中に「新・家元制度」で顧客を獲得し、一気に業界No.1になるというノウハウや仕組みを詳しく解説したものがあります。昨今よく見聞きする検定・認定などといったものも、その有効な一つのメソッドとされています。ただケースバイケースの部分も大きく、原理的なものは本として公開しても実際の運用には、その業務テーマに応じた高度で緻密なな検討・実施が必要としています。その辺りがこの本の著者やコンサルティングのビジネスに繋がるとの狙いも感じますが‥‥。
 少しご紹介しますと、「新・家元制度」とはビジネス・パートナーとして中間的な「先生」を育てていくコミュニティー戦略であり、その先生達の「経済・名誉・生き甲斐」を共に盛り上げていくことにより、ビジネス展開の推進エネルギーにしていこうというものです。お茶やお花、また舞踊など伝統的な習い事にはピラミッド的な家元制度が確立しておりますが、新たな分野でも今日的な応用を考えることで、後発で新規参入したとしても業界No.1になることができる‥‥。
 具体的な実績例として、押し花アートのビジネスやビーズアート・アクセサリーの組織化が採りあげられ、現在進行形のものとしてもボディー・コントロール・インストラクターやパンのコーディネーター養成などの取り組みが詳しく解説されています。何か新しいビジミスを考えられている方は、一つの考え方として参考に一読をお薦めします。

自然薯(ジネンジョ)

2008-11-10 21:02:16 | Weblog

 『彩都Seeing』という北摂の開発都市の情報誌が駅などに置かれています。それ程頻繁に出されるものではない(年2回発行)のですが、今置かれている第44号(6月発行)の裏面にヤマイモとヤマノイモについて詳しい読み物が載っていて、僕も故郷の徳島にいた頃に何度か自然薯(ジネンジョ)を掘りにいったこともありとても面白く読みました。
 近畿大学薬学部の松田秀秋教授によりますと、先ずヤマイモの方ですが中国原産の品種のようです。棍棒のようなナガイモや掌を開いたようなツクネイモ、そして団塊状になっているヤマトイモなど、普段トロロとして食することの多い野菜がその仲間になります。
 それらに対してヤマノイモは本来は日本固有の山野に自生するもの(自然薯)を差し、現在ではそれらを畑などで栽培したものもそう呼ばれているようです。自生する自然薯は岩や石ころなどの多い堅い地面の中を縫うようにクネクネと成長するので、途中で折らずに採取するのはとても根気がいるもので、最近の方法では畑の中に竹やプラスチックの鞘を埋めて真っ直ぐに栽培されるようです。蕎麦の成分表にヤマノイモと書かれたものは大体がこの栽培されたヤマノイモでしょう。
 またヤマノイモは精力が付く食物として定評がありますが、これはアルギニンというタンパク質が多く含まれており、その作用によるものと科学的にも裏付けられてきました。
 芥川龍之介の有名な『芋粥』のことにも触れていて、当時の芋粥は甘味を添えた一種のデザートだったらしいのです。主人公の芋粥ごときに対する執心ぶりがようやく納得された気がします。

※ 大丸ピーコック千里山店の野菜棚には「ねっとり長芋」が、普通のナガイモとは別に売られています。説明を見ますと、どうもナガイモと自然薯の交配により作られた品種のように想われます。

千里山平和カーニバル

2008-11-09 14:32:02 | 千里山INFO

 今日は、千里山平和カーニバル「Rua Feliz (幸せの街路)」という毎秋恒例となったフリーマーケット・イベントの開催日で、午前10時から午後4時まで千里寺や第一噴水・そして駅前や路地裏スポットでいろんなショップや催しが行われています。
 しかし、僕はあいにく風邪を引いてしまい、そのうえ休日開けのプレゼンを目差して資料づくりに没頭しなければならないので、残念ながらゆっくりとイベントを楽しみリポートすることができません。お昼ご飯を食べに駅前のカフェに寄った帰りに、少し街の様子を見て歩きましたが、午前中の冷たい曇り模様の天気に人通りがいまいちだったように感じました。午後からの回復に期待しながらそそくさと会場を後にしました。
 今年は路地裏のブースの展開が多くされているように思われました。メイン会場をつなぐルートのようにより多くのブースが参加できれば、「点から線、線から面」の理想的な人の流れが作れるのでしょうが、それも今後のイベントの発展に掛かっていると思います。
 そんなことで地域情報サイト「千里山.NET」でのリポートも即日アップは難しく、後日写真を撮られた方に協力をお願いして作成したいと思います。

落葉の舗道

2008-11-08 00:01:22 | 千里山INFO

 昨夜からの雨が明け方一時的に上がり、お昼前に千里山駅の方に下りていくと、途中の千里山団地の桜並木の落ち葉を清掃のおばさんが掃き集めていました。このところ一気に季節が進み寒さが厳しくなってきているのを感じますが、千里山の木々の紅葉もいよいよ色着きを見せてきました。落ち葉の色も薄黄色のものからやや赤茶けた色の葉まで、この期間が一番グラデーションの幅が広いかも知れません。雨に濡れた黒いアスファルト面に映えて美しい彩りを添えています。
 「いよいよ落ち葉の季節になりましたね」と、僕はおばさんに声を掛けて通り過ぎます。
 「ええ、これからがたいへん。」と、おばさんは笑って手を止めました。
 「そのままにしておいても結構綺麗でしょうね」と無責任な感想を述べますと、
 「放っておくと、すごく積もりますよ。」
 「そうですね、よろしくお願いします。」
 明日からは12月上旬の寒さになると天気予報が伝えていました。9日(日)開催の千里山平和カーニバル「Rua Feliz(幸せの街路)」は何とか晴れそうですが、西高東低の冬型で寒い一日になりそうです。寒さ対策をきちんとしてから、毎秋恒例になったフリーマーケット・イベントにお出掛け下さい。

大阪エキスポズ

2008-11-07 00:03:20 | 千里山INFO

 千里山東の画廊喫茶「ル・パルク」の壁パネルに、プロ野球の関西独立リーグ発足にあたり、吹田にも“おらがチーム”を創り参加しようという呼び掛けチラシが貼られていました。関西独立リーグは2008年の3月に、元四国・九州アイランドリーグの石毛宏典コミッショナーからその構想が発表されました。先ずは4チーム(大阪府・神戸市・明石市・和歌山市に本拠を置く4球団)からスタートし、京都府・奈良県も加えた8球団で運営するということになっているようです。
 この大阪エキスポズ設立準備室を仕切られているのが、以前このカフェで三原オーナーから紹介された明石尚武さんです。大阪だけでなく全国的に好評を博した吹田市立博物館開催の万博展の、企画運営コーディネーターとしても活躍されていました。今度は球団設立という新たな地域興しに、その経験と敏腕を発揮されることでしょう。
 日本ではスポーツが企業と結びついて振興されてきた状況が、最近の経済環境の厳しき折りから、ヨーロッパ型の地域に根差した形に変化してきています。その先駆けとして、サッカーはプロリーグ化するに際して地域を冠したチーム名として、今日のスポーツ・ビジネスとしての広がりも実現しています。バスケットボールも最近の大阪エベッサの活躍など、このところ話題を提供しています。野球はセ・ハ゜両リーグ12球団に分かれ、伝統のあるスポーツとして維持されてきていますが、サッカーのような全国的な組織とはなっておらず、アメリカ大リーグなどに選手が流出するなどやや沈滞化は否めない状況です。地域独立リーグはその受け皿として野球スポーツを支え、同時に地域振興の新たなシステムとしても期待されています。
 サッカーのガンバ大阪(来週のアジア・クラブNo.1を決める、オーストラリアでのアウェイの試合の健闘が期待されます!)と並ぶ、人気と実力を備えたチームになって欲しいものです。

仏料理「レコンフォルテ」

2008-11-06 00:05:39 | 千里山INFO

 千里山の駅近くにあるフレンチレストラン「レコンフォルテ」が、いよいよ吹田ケーブルテレビの「ウィークリー吹田」に登場しました。今週の放送で谷口オーナーシェフ自ら料理のことを詳しく紹介されています。
 昨秋のオープン当初に、僕も吹田ケーブルさんに取材情報を流しましたし、阪急電車から見えるあのお店を採り上げてという視聴者の声も寄せられている、と担当のSカメラマンさんにもお聞きしていましたので、近々に放送されると思っていましたがずいぶん待たされた感があります。
 ランチメニューとディナー・コースのメニューが紹介されていましたが、魚(さんま)・肉(フランス鴨)と旬の素材を活かした見た目も美味しそうな料理が並びました。天然ボケ振りが楽しい司会の彼方茜香さんの、星形の髪飾りでいつになくお澄ましな表情も魅力的です。カジュアルなカフェなどは番組でも多く訪れているのですが、フランス料理はさすがに少しグレード感も違うのか、司会者のテンションも高いように見えました。
 僕のブログのアクセス解析のワード検索では「レコンフォルテ」はいつも上位にいます。それだけ多くの人達の関心を引いているお店なのだと思います。


トワイライト

2008-11-05 00:07:13 | 作詞・作曲


トワイライト

陽は落ちて
人影が街に揺れる
今日の日も事無きを
底知れぬ遠い後悔
それぞれの思い運び
足音は響き合う

陽は落ちて
語らいが部屋に満ちる
今日の日を大切に
懐かしい想い出にする
二人の心伝え
言葉は通い合う


陽は落ちて
歌声が門を潜る
今日の日と戯れて
友達を一人見つけた
子供らは明日を乗せて
「さよなら」を投げ合う

心残して帰ろうか
頬も茜に染まるから
遠くへ伸びた影ぼうし
その悲しみも
その優しさも
重なるよ

陽は落ちて
溜息が窓に残る
今日の日は美しい
また明朝(あした)目覚めたいのに
父母の生命温め
灯は照らし合う


作詞・曲:コバタイサオ
(c) 2008, Skyfull Stars

※ 以前作り発表した曲ですが、今日歌っていてふと変調メロディーが浮かびましたので、「心残して帰ろうか‥‥重なるよ」の部分を途中に挿み追加しました。

大阪の野菜フェア

2008-11-04 00:03:44 | Weblog

 今月1日から9日(日)まで阪急三番街では大阪の野菜フェアが行われています。これはとても興味深く良い企画だと思いましたので、三連休の最後の午後に時間をみつけて出かけてみました。
 大阪には30種類ほど(16種が大阪府により認証されているようです)の地場野菜が作られており、そのうちの8種類の旬の野菜が選ばれて、三番街の催し物広場でオープンされた「マルシェ三番街」で販売されている他にも、三番街の幾つかのショップでそれらの野菜を使ったメニューが供されます。
 詳細は小冊子が用意されていますので、また梅田に行かれる時は手にとってご覧下さい。春菊の苦みとカラスミの塩気で美味しく味わうパスタや、原木栽培の椎茸と高山牛蒡を使ったカレーライス、勝間(こつま)南瓜をベースにしたアイスクリームなど、食欲をそそるメニューがたくさん載っています。
 そして「マルシェ三番街」の方では野菜の他にも、育成にこだわったブランド・ポークや地産葡萄を使ったワイン、またソース・サイダーなど魅力的な食材が売られています(試食もあり)。ちなみに僕も枚方で焼かれているサツマイモの丸ごと入ったパンや大正12年創業のヒシウメのウスターソースなどを買いました。

※ 夕方のTVニュースでも有名なグルメキャスターによりレポートされていました。

千里山神社コース

2008-11-03 00:17:11 | 千里山ウォーカー

 紅葉はまだ少し先かなと思える三連休の千里山ですが、おだやかな天気に誘われて久しぶりに街並みを散策して歩きました。千里山の紅葉といえばやはり桜がその代表で、駅のホームの桜の樹も上の方がほんのりと色づきかけています。また時々庭木の柿の実が塀越しに覗いているのも秋の街並みの美しい彩りです。
 千里寺の表参道を上がりきり、広い駐車場横の細い路地を左に入っていくと、関西大学や寺の大瓦屋根を見渡せる展望ポイントに出られます。真下の宅地開発で視野が少し狭くなりましたが、遠く生駒山の方面まで望むことができます。途中に千里山で一番長い石段を見下ろしたり、オリジナル生地の「もめんやNANACO」に立ち寄ったりしながら、千里山住宅地の面影を残す街並みの中を千里山神社まで坂道を上っていきました。もう午後遅い時間でしたが、千里山神社の境内に上がっていきますと、子犬を連れた若い女性の他は誰もいなくて、隣の水源公園もひっそりと静まりかえり、街の喧噪とはまた違いとても落ち着いた気分になれました。帰りは「みどりの協定」を吹田市と結び街並み景観づくりで「大阪百景」にも選ばれている路地を通り、第一噴水までゆっくりしたペースで下りてきました。
 比較的新しい住民の方の中には千里山神社をご存じない方も多いと聞きますが、この散策コースは僕には一番千里山の街を感じられるものと思われます。メイン道路から一歩住宅街の中に入り込んで、起伏のある地勢の変化と面白さを味わいながら、ぜひ一度歩いて頂きたいと思います。

※ 地域情報サイト「千里山.NET」では、「街並み案内」の「ウォーキング」ページにマップなどを追加紹介しています。

ヒートテック(ユニクロ)

2008-11-02 00:17:10 | Weblog

 阪急山田駅側の商業施設「Dew」に入っているユニクロで、最近めっきり寒くなってテレビCMでも話題のヒートテック商品を買いました。ヒートテックという繊維は汗を通し身に着けて温感のあるもので、東レと共同開発した新しい機能繊維商品です。前年から下着では販売されていたように記憶していますが、今年はジャケットの直下でファッショナブルなインナー・アイテムとして着られる、タートルネックのタイプなどもラインナップされていました。
 一着780円の安売りキャンペーンが今日から3日間の予定で行われるというので、お昼のご飯を兼ねてDewまで出かけてみたのですが、ヒートテックのテレビCMの宣伝効果というより、これからの季節に備えて家族の衣類を調達しようという親子連れなどで、レジ周りもいつになくごった返しておりました。結局780円というのは半袖Tシャツタイプの肌着がそうで、長袖になると990円と普通の繊維に比べてやはり割高には感じられました。今回は長袖1枚と靴下セットをとりあえず購入しました。
 外国人モデルとシチュエーションを使ってCMが流れ、世界初というキャッチコピーを被せて、ユニクロのグローバル企業としてのイメージが打ち出されているのが印象的です。今後この繊維を使ってかつてのフリースのようなムーブメントを作りだしていけるか(それもグローバルな戦略の中で)、やはりインナーだけの展開では限界が感じられます。アッパー・アイテムでどのような企画開発ができるかに掛かっているように思います。

プラネタリウム

2008-11-01 00:29:38 | Weblog

 「スルッとKANSAI」の情報誌『遊びマップ』11月号が今日(毎月1日)発行されましたが、今月の特集は「プラネタリウムと夜空の向こう」です。サイト情報によりますと『遊びマップ』は関西一円の800駅で70万部が配布されているそうです。
 最近、表紙が各鉄道会社の電車のイラストから季節のテーマ写真に変わり、内容も編集デザインも少し親しみやすくなったように感じます。紙質のチープさはリクルートのクーポン誌を想わせますが、フリーの割に多様な“遊び”情報が満載されていて楽しいです。
 特集はプラネタリウムということで、35万個の光で描かれる天の川で有名な大阪市立科学館を始めとする、関西の主だったプラネタリウムや天文台が紹介されています。プラネタリウムといえば、以前僕も会員である天文サークル「満天の星」で、関西のプラネタリウムを月代わりで見ていく企画があり、東大阪の「ドリーム21」など参加したところが幾つか載っていて、その頃一緒に回った友達の顔などを懐かしく想い出しました。
 実は、今回の特集記事のように秋は空気も澄んで、星見には良い季節のイメージがありますが、意外に明るい一等星が少なくて星空は地味な季節なのですが‥‥(だからプラネタリウムということでしょうか)。