相模原市下溝に広大な面積を有すし四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。遊具広場後方に植栽されている「河津桜」が満開となり、紅葉の丘の「梅」も終焉を迎えようとしている中、「寒桜」が満開となり、「玉縄桜」が満開を迎えようとしている今、芝生広場とイベント広場前に植栽の2本の「カンヒザクラ」(寒緋桜)が開花し始めた。「カンヒザクラ」は「寒桜」の片親でもありバラ科サクラ属のサクラである。「ヒカンザクラ」(緋寒桜)、タイワンザクラ(台湾桜)、ヒザクラ(緋桜)の別名がある。この桜の最大の特徴は花は中輪の一重咲きで、釣り鐘状の下向きに閉じたような半開きの形で咲き、濃い紫紅色の花弁を付け2月から3月にかけてが開花する。当園の「カンヒザクラ」(寒緋桜)もこの勢いからいけば来週末には見頃となる。(2503)




