相模太夫の旅録=Tabi Log

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河津平野の古社「河津来宮神社」

2014-03-10 13:33:19 | 神社
静岡県賀茂郡河津町に源頼朝の崇敬あつかった古社「河津来宮神社」(杉桙別命神社)はある。創建は不明だが社伝によると、古代から鎮座していたが和銅年間(708 - 15年)に再建、また建久4年(1193年)に源頼朝が再建されたとある。主祭神は杉桙別命。古くは「桙別明神」、「木野(大)明神」、「来宮(大)明神」、「木野神社」、「木之神社」、「鬼崎(きのさき)明神」などと呼ばれていてた。境内には、嘉祥2年(1819年)の造替にかかる、正面側面ともに一間の流造。屋根は銅板葺で千鳥破風、軒唐破風を付けたいわゆる三社間流造銅板葺の「本殿」、樹高約24m、幹周14mの楠。昭和初期(20世紀前葉)時点で樹齢1,000年以上と推定され、昭和11年(1936年)に国の天然記念物に指定された御神木の「大クス」がある。また参道の入口(鳥居の前)にもかなり大きい大楠があり根元付近は大きな穴ができている。源、藤原、足利と歴史上の人物が深く関わるこの神社には12月18日から23日まで、鳥と酒を断つ「鳥精進・酒精進」の風習が残っているという。鳥居横の河津桜も満開で色を添えていた。(1403)










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