春の「鹿沼公園」はまさに「桜の名所」でソメイヨシノが約180本が公園全体、そして池の周りを今を盛りに咲き誇り桜色に染め上げている。「桜の園」という感じの美しさである。訪れた日、既に桜回廊・桜のベールに覆われた園内は今もっとも華やいだ満開の桜を観賞する花見客で賑わっていた。公園の中央部には池があるが、その池の周辺の桜美が一際見事で多くの人が橋の上に立ち止まるほど。池面に張り出すように、しなる様に枝を広げた桜の様子も堪らなく美しく素晴らく一枚の絵となる。池には鯉、白鳥が4・5羽優雅に泳いでおり桜のとコラボは何とも言えない風情ある。一度は訪れたい桜の「鹿沼公園」である。そしてもうひとつ見どころは公園の遊具貸出事務所の傍らに展示されている「蒸気機関車「D52」=通称デゴ2」である。函館本線や室蘭本線などで貨物の運搬に使われていたものらしい。黒光りしなかなか風格がある。必見である。(1404)
今年も桜の季節がやってきた。昭和49年相模原のふるさとづくりを目的にスタートした「第41回 相模原市民桜まつり」が今月5日(土)、6日(日)に開催が予定されている。約300本のソメイヨシノが市役所さくら通りから西門交差点までの約1.6キロメートルにわたって植えられており「かながわの花の名所100選」にも選ばれているところ。前撮りで訪れた日、すでに全ての桜が開花、もう満開状態となって美しい桜景色、回廊&トンネルを創り出していた。市役所の展望室に上り「さくら通り」を眺めると、まるで桜のアーケードのようでもあり、布を敷き詰めたかのようでもあり路上からみ視点とは違った光景である。幻想的な美しさで魅了し続ける桜には、なんと言ってもその開花から終焉までの短さにある。桜散るといわれるように儚くもあり、潔くもある花だけに目に心に焼き付けておきたい。今年市政施行60周年記念のスタートの行事「市民桜まつり」、いろんな催し物が用意されているだけに開催期日まで散らずにこの美しさを保ち続けて欲しいところである。(1404)