相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

2千年超えの大楠がある伊豆国霊社「来宮神社」

2015-02-18 15:53:14 | 神社
静岡県熱海市西山町に古くから来宮大明神として、熱海郷の地主の神として伊豆の来宮の地に鎮座する伊豆国霊社の「来宮神社」はある。創建(伝)は和銅3年(710年)、主祭神は「大己貴命」、「五十猛命」、「日本武尊」である。古くは「木宮明神」・「来宮大明神」と称し、明治維新後は「阿豆佐和気神社」といいその後現社名となった。社伝によると和銅3年(710)、熱海湾で3度漂着した木の根を神体として祀ったのが始まりとされる。木の根を「木の宮」と称え、祭神を木の神五十猛命としキノミヤ信仰が顕著に認められる神社である。鳥居を潜ると右手に第二大楠、正面に流造の「本殿」、本殿左側に参集殿、本殿の左奥に国の天然記念物で日本最樹齢(2千年)の「大楠」がある。正面の幹は台風で失われているが周囲は約24mもある大樹である。大楠の廻りを一周すると寿命が一年伸びるといわれ大勢の参拝者が回っていた。鳥居から大楠まで緑と水に囲まれた自然の中に伊豆国霊社として威厳を放っていた。(1502)


















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