相模原市南区下溝に市民のオアシス、四季の花で彩られる「県立相模原公園」はある。 9月に入って8月後半の30度を超え猛暑が嘘のように10月の秋の気配が続いてる。当園の「紅葉の丘」、「イベント広場」の一画では「ジュウガツザクラ」(十月桜)が3本、フユザクラが2本ほど植栽されている。2週間前2~3輪咲き始めていたが今日はもう一分咲き迫ろうかというほど花数は増えていた。数百輪は咲いていそうである。「ジュウガツザクラ」はバラ科サクラ属の小高木。「エドヒガン」と「マメザクラ」の交雑種であるコヒガンザクラを原種として江戸末期に作られた桜である。花名の通り10月から少しずつ咲き始め12月まで咲き続ける。花は中輪で小振りの八重咲き、白色か淡いピンク色をしている。3月下旬頃の方が花は大きく花数もこの時期より倍ほど多い。今月下旬には見頃を迎えそうである。(2109)






