「薬師池公園」では「ヤマユリ」がしなやかな花姿を！！

町田市野津田町にアジサイ、ショウブ、ハス、梅、椿の名所の「薬師池公園」はある。「アジサイ園」と「椿園」の斜面に白い「ヤマユリ」が数十本ラッパ状の花を横向きの大きくしなやかな花姿を披露中である。ユリは世界に100種以上の原種があり「ヤマユリ亜属」「テッポウユリ亜属」「カノコユリ亜属」「スカシユリ亜属」4つに分類される。「ヤマユリ」(山百合)はユリ科ユリ属の多年草。「エイザンユリ」、ヨシノユリ、ハコネユリ、シロユリ、キンセンユリとも呼ばれる。ヤマユリは本州の平地から山地に分布し、日陰がちの斜面や明るい林、草原に見られる球根植物。7月から8月に強い香りのある花径20cm強の大きな花を1～10輪ほど咲かせる。花弁には白地に黄色い帯状の筋が入り、えんじ色か紫褐色の細かい斑点がある。茎は斜めに伸びて高さ120～200cm、その先端にしなやかなあの独特の花姿はやはり優雅である。(2207)