暑さもピークを迎え蒸し暑さを通り越してまるでサウナ状態。そんな夏の暑さを更に助長するのが「セミ」の泣き声である。お馴染みの「ミーンミーン」と複数匹による大合唱が始まるとうるさいくらいである。セミにはヒグラシ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミと多くの種類がいるが、短命といわれ、よく道端でひっくり返って儚い一生を終えたセミの姿を見かける。セミは夏の成虫期に木の幹に卵を産み、その卵が孵化するのは翌年の梅雨時。孵化すした幼虫は3年も土の中で成虫になるまで過ごすという。長い長い地下生活を経て羽化のタイミングで再度木に登り、ようやく羽の生えた成虫となる。「羽化」は外敵、天敵のいない夕方、その瞬間に立ち会うことができた。まだ羽は透明で、瞳、足がかすかに動いていた。「ご苦労様」と言ってあげたい。自然界の法則の中、昆虫の生への営みの一こまを見ることができた。(1908)
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