相模原市麻溝に「つる性植物のクイーン(女王)」と呼ばれている「クレマチス」の名所「相模原麻溝公園」はある。当園の外周フェンスやポール、樹林広場、花の谷や水の広場、緑の広場等のオベリスクに230種類、約8000株が植栽されておりその種類と株数の多さは日本有数の規模を誇る。クレマチスは学名はClematis、キンポウゲ科のセンニンソウ属。「テッセン」とも呼ばれ古くから親しまれているガーデンプランツ、バラのパートナープランツの花である。クレマチスは春咲き、夏~秋咲き、冬咲きとある。1年に1回スポット的に開花する一季咲きのグループ、長期間にわたって次々と繰り返し咲く四季咲きのグループに分類され、パテンス系、パテンス八重系、ジャックマニー系、フロリダ系、 アトラゲネ系、モンタナ系、ビチセラ系、テキセンシス、ビオルナ系 オリエンタリス、タングチカ系 インテグリフォリア系、ヘラクレイフォリア系、フラミュラ系、ベバエンセラ系、遅咲き大輪系とある。今、早咲き種からバトンを受け「ナターシャ」、「レッドパール」、「ビチャセラマー」「ゴッドコースタ」、「ピール」、「ビチセラ」、「美佐世」、「ジョンウォーレン」たちが競い合うように美しい花姿を披露している。クレマチスの花言葉は「精神の美」、「美しい心」、「清廉な心」、「旅人の喜び」などがある。「旅人の喜び」の由来は旅人を泊める宿の玄関にクレマチスを植えて旅人を出迎るというヨーロッパの風習に因んでいる。4月から始まったクレマチスの美しさ追撮も最終章となった。(2005)








※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます