相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

町田「忠生公園」では「ロウバイ」の花が見頃を迎える!!

2022-01-09 12:42:06 | 公園・庭園
町田市忠生に多摩丘陵の典型的な谷戸の地形を生かした「忠生公園」はある。公園面積は8.1ha。昭和52年(1977)に第1期区域が開園。その後公園を拡張する形で半分以上は谷戸の自然をそのまま残した「自然観察園」として平成9年(1997)に第2期区域を開園した。園内には「子ども広場」、「花見の広場」、「展望広場」、「運動場」、「展望台」、忠生公園自然観察センター「忠生がにやら自然館」がある。公園に一歩足を踏み入れると「がにやら自然館前」に造られた「ろうばい苑」から甘い香りが匂い漂っている。町田の唯一のロウバイの名所で現在「マンゲツロウバイ」と「ソシンロウバイ」が80本植栽されている。「ロウバイ」は花の中心に紫褐色の斑が入らず透き通るような黄色一色が「ソシンロウバイ」、花の中心に紫褐色の輪が入る「マンゲツロウバイ」、「ワロウバイ」がある。「ロウバイ」は古くから和歌や画題にもされてきた魅力に満ちた花である。蝋梅の名前は「蝋梅」(中国名:ラーメイ)からきている。花の色や光沢が蜜蝋を連想させ、臘月(陰暦の12 月)に花が咲くことから付いた。英名では「Winter sweet」(ウインタースイーツ)と呼ばれ、花言葉は「慈愛」である。これだけ多くのロウバイが一斉に咲き揃うと苑一帯は黄金色か琥珀色に輝きまるで後光がさしているような高貴な美しさである。この時季希少な花のロウバイ、まだ蕾をつけている木もあるので今月いっぱいは美しい花姿を披露してくれそうである。(2012)
 
 
 
 
 





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