相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

かつての厚木宿の中央に鎮座する「瑞雲山宝安寺」

2023-07-07 07:29:11 | 寺院
厚木市幸町、かつての厚木宿のほぼ中央に鎌倉建長寺末、臨済宗寺院「瑞雲山寶安寺」鎮座している。この一帯は旅籠「万年屋」や相模川の舟運や大山詣で栄えた豪商などの檀家が多く裕福な寺であった。玉隠英墺大和尚(勅謚宗献大光禅師)が開山、慶安2年(1649)には幕府より地蔵堂領3石5斗の御朱印状を受領したと伝わる。本尊は釋迦牟尼仏像。本厚木駅東口より小田急線沿いに相模川に向かって進むと601号線(酒井金田線)にぶつかる手前に構えられた「六地蔵」が出迎える「山門」より入山すると正面に入り母屋造りの「本堂」、左に庫裏がある。辨天大黒多門天合社の鎮守社、地蔵堂がある。ア本堂前には「ハス」鉢が十数個置かれており3、4個大きく膨らんだ蕾が今にも開花しそうであった。当寺には民権運動に貢献した黒田黙耳の墓もある。(2307)
 
 
 
 

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