なあむ

やどかり和尚の考えたこと

ラピュタ?

2009年10月14日 22時50分08秒 | 宿用院

宿用院庫裡改修工事の付帯工事のような前庭の改修が行われています。

今日は樹齢約200年と聞いているキャラの古木の移植がありました。

Dvc00184 中心の樹木の部分は枯れて空洞化し、周りの樹皮だけで生きている代物です。ただでさえ折れてしまいそうな様子なのですが、庭師さんはこれを移動するという冒険にでました。

10トンのクレーン車でつり上げ、約50メートルほど移動しました。つり上げると根を包む土がボロボロと崩れ落ち、大丈夫かと心配になりました。まるで天空の城ラピュタを見ているようでした。

あと数日で完成すれば、全く違った風景の庭が見られます。


太陽光発電経過報告

2009年10月14日 22時31分29秒 | 地球環境

太陽光発電をはじめて1ヶ月が過ぎました。これまでの実績を報告したいと思います。

太陽光発電にはモニターが付いていて、現在何キロワットを発電していて、何キロワット消費していて、売電はいくら買電はいくら、自給率はいくらと、表示される他、色々なデータが見られます。

Dvc00187 これまでのデータの集計をまとめて示すと以下のようになります。

9月9日から30日までの集計(単位はキロワットアワー)

発電量計:330.6kwh(1日平均15.2kwh)、消費量計:552.2kwh(1日平均25.1kwh)、売電量計193.6kwh(1日平均8.8kwh)、買電量計415.2kwh(1日平均18.9kwh)、自給率1日平均62.1kwh。

10月1日から12日までの集計

同じ順に、126.8kwh(10.6)、342.6kwh(28.5)、57.3kwh(4.8)、267.1kwh(22.2)、37.7kwh。

当然のことながらその日の天候によって発電量は大きく違います。

9月中には1日の自給率が100%を越えた日が1日ありました。

上記のように、発電量が9月中に比べて10月には大きく低下しています。天候と日射角度によって違ってくるものと思われます。

今後冬期間は、自給率40%以上は望めないのかもしれません。

しかし、11月1日分から、売電価格がこれまでの倍になります。現在は、売電価格も買電価格も同額の、昼間29円65銭、夜間8円58銭なのですが、11月から、売電価格が48円になるのです。

電気料金だけで言えば、自給率65%ぐらいでトントンになるのだと思います。

お寺は一般住宅と違い、電気の消費量も多くなります。外灯や本堂などの照明、厨房の冷蔵庫、ポットの数や掃除機の面積も違います。

ですから、一般家庭では、上記の数字よりはいい結果が出ると思います。

雪によるマイナスもあるかと思いますので、引き続き報告します。