今日13日は、盛岡マリオス大ホールにて「禅をきく会」でした。
1500名収容のホールでしたが、入ったのは750名ほどだということでした。
前半、古今亭志ん輔師匠の口演と高座、高座は人情噺の大ネタである「唐茄子屋政談」の一席でした。
志ん輔師匠は志ん朝師匠のお弟子さんなので、やはり志ん朝師匠のスジをさらっているなと思いました。
出番前に楽屋で挨拶をし、志ん朝師匠の大ファンであることを告げますと、いやぁまいったなぁというぐあいに頭を掻かれました。志ん朝師匠に比べられるのはやりにくいことだと察しました。
しかし、先日のさん喬師匠もそうでしたが、志ん輔師匠も、時計もみないのに終了時間がピッタリだというのには驚きました。
よほど体内時間の中でお話しをされているのでしょうね。
高座が終わって私の法話でした。
40分という限られた時間でしたが、言いたいことは言わせてもらいました。
大勢の前で話させていただくのは、最初緊張するのですが、だんだん快感に変わってくるのは偽らざる感情です。それはいいことなのか、気をつけるべきことなのか。