♪三ちゃんのサンデーサンサンラジオ!
さあて、今週も始まりました三ちゃんのサンデーサンサンラジオ。
お相手は、三ちゃんこと三部和尚です。
今日のお話は、法事でのお話。
昨日の法事は95歳で亡くなったおばあちゃんの3回忌法要でした。
お勤めが終わり、墓参りも済んで、お斎の席となりました。
役目柄、中央に座り施主家の接待をいただいておりました。
とても暑かったこともあり、また勧め上手であったことでもあり、殊の外ご酒をいただいてしまいました。
住職がゆっくりしてくれればうれしい、などという言葉に甘えて締めの挨拶まで長居してしまいました。
隣の席の方々と施主家との関係を伺いながら、頭の中で家系図を描いていきます。
なるほどそういう関係ですか、とその時は納得しても、酔いが回った頭では、帰る頃にはすっかり白紙に戻って、また同じことを聞くことになるは必定です。
しかし、話の中で、おばあちゃんの苦労話などを聞くのはうれしいことです。ありがたいと思います。
田圃がないので炭焼きをして現金収入を得ていた。戦争のさなか水路を這いつくばって米を買いに行った。そんな話を聞きながら、苦労を乗り越えたからこそ、子孫が今の穏やかな生活をしているんだと思うと、おばあちゃんの苦労が報われたんだと思ってうれしくなります。涙も出ます。
すると、隣のお父さんもまたその隣のお父さんも、親の時代の苦労を語り始めます。
それぞれに、語れば長い苦労があったことが知られます。
塗炭の苦しみを味わった親たちは、子どもにはこんな苦労をさせたくないと身を粉にして働きました。お陰で少しずつ暮らしも楽になり、今では苦労があったことすら知らない子どもたちが増えてきました。
昔はこうだったああだったと苦労話をしても、「時代が違うよ」「そんな話は聞きたくない」と家族の中では耳を塞がれるかもしれません。
しかし、法事の席では違います。
聞いてくれる相手がいます。それを聞きたいと思う雰囲気があります。
公然と昔話を語り合う機会です。
それを、子どもたちが、聞くともなしに、あるいは小耳に挟んで心の中に記憶します。
そして大人になったとき、自分のルーツを知りたくなったとき、法事で聞いた言葉が蘇ってきます。
それが法事のいいところだなあと思います。
話の引き出し役が住職の役目かと思います
ということで、昨日はおいしくいただきました。
コマーシャル
最上町瀬見温泉「喜至楼」
皆様から、【明治?】、【大正?】、【レトロ?】、【文化財的?】と言われる喜至楼は、本館玄関(日帰り温泉の入り口)とその周辺建物は、山形県内に現存する最古の旅館建築物と言われております。
外観はもちろん、館内の建具や彫刻や装飾品なども歴史的なものが数多く残っておりまして、ご利用頂いたお客様からは、「明治、大正、昭和を一度に感じられて、喜至楼はまさにワンダーランド!」とお褒め?頂いております。
またお風呂は、家族風呂4箇所、混浴の風呂(女性、男性の専用の時間有)や岩風呂、男女別のあたたまり湯や展望のいいオランダ風呂など浴室も多彩にあり、館内で湯めぐりが楽しめます。
新しい旅館・ホテル様の設備にはかないませんが、たまには昔の日本にタイムスリップして、瀬見温泉喜至楼でのんびりとゆっくりと過ごされてはいかがでしょうか。
さあて、今週も始まりました三ちゃんのサンデーサンサンラジオ。
お相手は、三ちゃんこと三部和尚です。
今日のお話は、法事でのお話。
昨日の法事は95歳で亡くなったおばあちゃんの3回忌法要でした。
お勤めが終わり、墓参りも済んで、お斎の席となりました。
役目柄、中央に座り施主家の接待をいただいておりました。
とても暑かったこともあり、また勧め上手であったことでもあり、殊の外ご酒をいただいてしまいました。
住職がゆっくりしてくれればうれしい、などという言葉に甘えて締めの挨拶まで長居してしまいました。
隣の席の方々と施主家との関係を伺いながら、頭の中で家系図を描いていきます。
なるほどそういう関係ですか、とその時は納得しても、酔いが回った頭では、帰る頃にはすっかり白紙に戻って、また同じことを聞くことになるは必定です。
しかし、話の中で、おばあちゃんの苦労話などを聞くのはうれしいことです。ありがたいと思います。
田圃がないので炭焼きをして現金収入を得ていた。戦争のさなか水路を這いつくばって米を買いに行った。そんな話を聞きながら、苦労を乗り越えたからこそ、子孫が今の穏やかな生活をしているんだと思うと、おばあちゃんの苦労が報われたんだと思ってうれしくなります。涙も出ます。
すると、隣のお父さんもまたその隣のお父さんも、親の時代の苦労を語り始めます。
それぞれに、語れば長い苦労があったことが知られます。
塗炭の苦しみを味わった親たちは、子どもにはこんな苦労をさせたくないと身を粉にして働きました。お陰で少しずつ暮らしも楽になり、今では苦労があったことすら知らない子どもたちが増えてきました。
昔はこうだったああだったと苦労話をしても、「時代が違うよ」「そんな話は聞きたくない」と家族の中では耳を塞がれるかもしれません。
しかし、法事の席では違います。
聞いてくれる相手がいます。それを聞きたいと思う雰囲気があります。
公然と昔話を語り合う機会です。
それを、子どもたちが、聞くともなしに、あるいは小耳に挟んで心の中に記憶します。
そして大人になったとき、自分のルーツを知りたくなったとき、法事で聞いた言葉が蘇ってきます。
それが法事のいいところだなあと思います。
話の引き出し役が住職の役目かと思います
ということで、昨日はおいしくいただきました。
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最上町瀬見温泉「喜至楼」
皆様から、【明治?】、【大正?】、【レトロ?】、【文化財的?】と言われる喜至楼は、本館玄関(日帰り温泉の入り口)とその周辺建物は、山形県内に現存する最古の旅館建築物と言われております。
外観はもちろん、館内の建具や彫刻や装飾品なども歴史的なものが数多く残っておりまして、ご利用頂いたお客様からは、「明治、大正、昭和を一度に感じられて、喜至楼はまさにワンダーランド!」とお褒め?頂いております。
またお風呂は、家族風呂4箇所、混浴の風呂(女性、男性の専用の時間有)や岩風呂、男女別のあたたまり湯や展望のいいオランダ風呂など浴室も多彩にあり、館内で湯めぐりが楽しめます。
新しい旅館・ホテル様の設備にはかないませんが、たまには昔の日本にタイムスリップして、瀬見温泉喜至楼でのんびりとゆっくりと過ごされてはいかがでしょうか。