なあむ

やどかり和尚の考えたこと

三ちゃんのサンデーサンサンラジオ76

2016年10月09日 04時37分17秒 | サンサンラジオ
♪゜・*:.。. .。.:*・♪
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!

今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。

おはようございます。
今日は10月9日です。
好天に恵まれませんでしたが、稲刈りもほとんど終わったようです。
今年は米の数量が少ないと農家は口にしています。
夏に暑過ぎて、肥料を早く食いすぎたんだとか。農業は難しいですね。
にもかかわらず、新米いただきました。おいしいですね。

さて、先日河北町から宿用院の檀家、二夫婦が訪ねてきて一緒に瀬見温泉に一泊しました。
宿用院時代に仲の良かった夫婦です。
去年も川渡温泉に一泊したのですが、いつの間にか「なあむの会」という名前が付きました。
「次はどこにく」と来年の計画も決まりました。
気のおけない人との時間は楽しいです。

悲しい報せも入りました。
シャンティ国際ボランティア会の名誉会長である、松永然道老師の奥様が亡くなられたという報せです。
然道老師は長く海外開教師を務められ、帰国後すぐに当会の現地事務所長、そして会長を務められました。
その奥様とは、私がボランティアとして難民キャンプに赴任した当時からお世話になりました。
特にまだ携帯電話のない時代、東京の事務所から何度となく静岡の寺に電話をして老師を呼び出してもらいました。
ある時電話をすると、「今ここにいないから、いるところに電話して」と電話番号を聞いている途中で、
「ろく、ろく、ろく!」とおっしゃるものだから、「6、6、6ですか?」と聞き返すと、
「ごめんなさい、うちの犬が『ロク』というものだから」と。
何ともタイミングの良い、紛らわしい犬の名前だったことを思い出します。
老師が体調を崩されてから、奥様同行で、仲の良いグループの会合でご一緒したり、カンボジアの式典に出かけたり、私の晋山式にも来ていただきました。
とても明るくパワフルな奥様でした。老師に先立っての旅立ちにご無念もあったろうと思いますが、心からご冥福をお祈りいたします。

で、もう一つ、明日から特派布教で一週間新潟に出かけます。
今回は上越方面です。
糸魚川、直江津、柏崎方面で、ここは、私が永平寺の修行を終えて最上まで帰るときに歩いた思い出深いところです。
特に、親知らず子知らず越えは、その当時も難所で、苦労した記憶が鮮明です。
当時を振り返りながら回らせていただこうと思っています。

ということで、今回は近況報告のようになってしまいました。
天候不順ではありますが、どうぞ体調を崩されませんように、実りの秋を楽しんでください。


今週はここまで。また来週お立ち寄りください。