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三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!
今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。
今日は2月5日の日曜日です。
先週「今季吹雪がない」などとつぶやいたせいで、先日猛吹雪に遭ってしまいました。
東京の会議からの帰り、いつものように古川駅で陸羽東線に乗り換え、さらに鳴子温泉駅で新庄行に乗り換えたまでは順調でした。
雪が風に舞ってはいましたが、吹雪というほどではありませんでした。
しかし、最上町では地吹雪が発生していたようです。
鳴子駅を出発した列車は中山平駅を無事通過。
県境を越えて山形県へ。最初の駅境田駅に着きました。
もちろん降りる人も乗る人もいません。
出発…。出発…。え、動かない。
ディーゼルエンジンが唸っていますが動く気配なし。
どうも雪に突っ込んで動けなくなったようです。
雪をかき分けながら峠を登ってきたのですが、一旦止まってしまったら、雪が固まってそれ以上動けなくなってしまったみたいでした。
車内アナウンスで「これから除雪します」と。
私は、隣の赤倉温泉駅まで連れ合いが迎えに来ることになっていたので、境田まで来てもらうことにして下車。
しばらくして、連絡を受けたJR保線区の2名が車でやってきて、列車の救出にかかったようでした。
きっと、そんなことを想定して待機していたのかもしれません。
いやー、なめてはいけないですね。やっぱり雪国です。安心してると痛い目に遭います。
さて、今日のお話は、呼吸について考えました。
呼吸は、心臓の動きと同じように、生まれた時から意識しないでしているものです。
でも時折感じるのです。
呼吸が浅くなっているなと。
例えば、朝起きて歯を磨いて顔を洗ったりする時、腹に緊張感があるような感じで呼吸が浅いと感じます。
そんな些細なストレスや緊張感に、呼吸は敏感に連動してしまうことに気づきます。
そんな時私は、意識的に腹式呼吸にして緊張をほぐします。
きっと、呼吸と精神状態には密接な関わりがあり、悩んだり、ストレスを感じたり、緊張したりしているとき、呼吸は浅くなっているはずです。
そんな時効果的なのが腹式呼吸です。
意識的に腹を引っ込めたり膨らませたりすることで、いつでも腹式呼吸はできます。
ですから、ストレスや緊張感で呼吸が浅くなっているのだとしたら、その時こそ、意識的に腹式呼吸をすればいいんだと思うのです。
仰向けに寝ている人を横から見るとき、お腹が上下することがあります。
これは睡眠時に自然に腹式呼吸しているという証拠です。
元々人間は、寝ているとき、無意識に腹式呼吸をしているのではないでしょうか。
それが何らかの影響で胸式呼吸になっているために、睡眠時に深い呼吸ができなくなって、眠りが浅く、目覚めが悪く、神経が休まらない状態になるのではないかと思います。
私は、睡眠時無呼吸症候群になって、CPAPという治療器具を使い始めてから、呼吸が深く、脳内に酸素が取り込まれるために、車の運転中に眠気がさすという状態はずいぶん軽減されました。
坐禅も腹式呼吸です。
背骨をまっすぐにして重心を下げると呼吸が楽になります。
逆に、坐禅中考え事したり悩んだりしていると、姿勢は前かがみになり、腹式呼吸ができていません。
ヨガの基本も腹式呼吸にあるようですが、きっと坐禅の始まりも、どうやったら深い呼吸ができて、頭を軽くして、脳に多くの酸素を送るかという方法論から生まれたのかもしれません。
この地球上に生きるものにとって最も大事な呼吸。
心臓の動きを自分の意識で早めたり遅くしたりはできませんが、呼吸はできます。
特に、ストレスによって呼吸が浅くなることがあるならば、腹式呼吸で深呼吸することによってストレスを軽減することもできるのではないか。いやできるはずと思います。
私なんか、それでお腹を膨らませているのですよ。肉ではありません。ウソです。
人が死ぬときに「息を引き取る」と言います。
吸い込んで吐けなくなったら人は死ぬのでしょう。
そう、人は自分のものを増やすためにではなく、他に与えるために生きているのかもしれません。
吸い込み過ぎた過呼吸の苦しみから解放されて、吐くことに意識しましょう。
頭も心も軽くなります。
吐いた力で空気は自然に入ってきます。
「呼吸」はまず「呼」<吐く>が最初なのですから。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
©遠藤浩信(エンドーフォト)
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!
今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。
今日は2月5日の日曜日です。
先週「今季吹雪がない」などとつぶやいたせいで、先日猛吹雪に遭ってしまいました。
東京の会議からの帰り、いつものように古川駅で陸羽東線に乗り換え、さらに鳴子温泉駅で新庄行に乗り換えたまでは順調でした。
雪が風に舞ってはいましたが、吹雪というほどではありませんでした。
しかし、最上町では地吹雪が発生していたようです。
鳴子駅を出発した列車は中山平駅を無事通過。
県境を越えて山形県へ。最初の駅境田駅に着きました。
もちろん降りる人も乗る人もいません。
出発…。出発…。え、動かない。
ディーゼルエンジンが唸っていますが動く気配なし。
どうも雪に突っ込んで動けなくなったようです。
雪をかき分けながら峠を登ってきたのですが、一旦止まってしまったら、雪が固まってそれ以上動けなくなってしまったみたいでした。
車内アナウンスで「これから除雪します」と。
私は、隣の赤倉温泉駅まで連れ合いが迎えに来ることになっていたので、境田まで来てもらうことにして下車。
しばらくして、連絡を受けたJR保線区の2名が車でやってきて、列車の救出にかかったようでした。
きっと、そんなことを想定して待機していたのかもしれません。
いやー、なめてはいけないですね。やっぱり雪国です。安心してると痛い目に遭います。
さて、今日のお話は、呼吸について考えました。
呼吸は、心臓の動きと同じように、生まれた時から意識しないでしているものです。
でも時折感じるのです。
呼吸が浅くなっているなと。
例えば、朝起きて歯を磨いて顔を洗ったりする時、腹に緊張感があるような感じで呼吸が浅いと感じます。
そんな些細なストレスや緊張感に、呼吸は敏感に連動してしまうことに気づきます。
そんな時私は、意識的に腹式呼吸にして緊張をほぐします。
きっと、呼吸と精神状態には密接な関わりがあり、悩んだり、ストレスを感じたり、緊張したりしているとき、呼吸は浅くなっているはずです。
そんな時効果的なのが腹式呼吸です。
意識的に腹を引っ込めたり膨らませたりすることで、いつでも腹式呼吸はできます。
ですから、ストレスや緊張感で呼吸が浅くなっているのだとしたら、その時こそ、意識的に腹式呼吸をすればいいんだと思うのです。
仰向けに寝ている人を横から見るとき、お腹が上下することがあります。
これは睡眠時に自然に腹式呼吸しているという証拠です。
元々人間は、寝ているとき、無意識に腹式呼吸をしているのではないでしょうか。
それが何らかの影響で胸式呼吸になっているために、睡眠時に深い呼吸ができなくなって、眠りが浅く、目覚めが悪く、神経が休まらない状態になるのではないかと思います。
私は、睡眠時無呼吸症候群になって、CPAPという治療器具を使い始めてから、呼吸が深く、脳内に酸素が取り込まれるために、車の運転中に眠気がさすという状態はずいぶん軽減されました。
坐禅も腹式呼吸です。
背骨をまっすぐにして重心を下げると呼吸が楽になります。
逆に、坐禅中考え事したり悩んだりしていると、姿勢は前かがみになり、腹式呼吸ができていません。
ヨガの基本も腹式呼吸にあるようですが、きっと坐禅の始まりも、どうやったら深い呼吸ができて、頭を軽くして、脳に多くの酸素を送るかという方法論から生まれたのかもしれません。
この地球上に生きるものにとって最も大事な呼吸。
心臓の動きを自分の意識で早めたり遅くしたりはできませんが、呼吸はできます。
特に、ストレスによって呼吸が浅くなることがあるならば、腹式呼吸で深呼吸することによってストレスを軽減することもできるのではないか。いやできるはずと思います。
私なんか、それでお腹を膨らませているのですよ。肉ではありません。ウソです。
人が死ぬときに「息を引き取る」と言います。
吸い込んで吐けなくなったら人は死ぬのでしょう。
そう、人は自分のものを増やすためにではなく、他に与えるために生きているのかもしれません。
吸い込み過ぎた過呼吸の苦しみから解放されて、吐くことに意識しましょう。
頭も心も軽くなります。
吐いた力で空気は自然に入ってきます。
「呼吸」はまず「呼」<吐く>が最初なのですから。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
©遠藤浩信(エンドーフォト)