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三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!
今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ、第205回。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。
4月7日、日曜日。
「令和」。
はじめは「えー」と思いましたが、少し時間が経ってみると「うーん、いいかも」と感じてきました。国民全体の評価も悪くないみたいですね。
実際の改元はもう少し先ですが、まずは落ち着いたというところでしょうか。
木曜日は暇だったので福島県立美術館で「伊藤若冲展」を観てきました。
さすがの人気で、駐車場に入るまで順番待ちでした。
認知症予防に美術鑑賞がいいという情報のせいか、ウチも含めて高齢者夫婦が多かったように思います。脳に刺激を。
先日、静岡に出かけたとき、読みかけの本が途中で終わってしまいそうだったので何か探そうと思って駅の本屋に立ち寄りました。
文庫コーナーで目についたタイトルを見て「おやっ」と思いました。
最近の旅のお伴はもっぱらミステリー小説になっています。
『盤上の向日葵』を皮切りに『検事の本懐』『虎狼の血』『最後の証人』『慈雨』など柚木裕子を連続して読みました。
この種の本は、連れ合いが寝床の導眠薬として読んでいるもので、「そんな時間潰しだけの読書など」と冷ややかに見ていましたが、読み始めると止まらなくなるというのがこの手の本なのでした。
今は彼女の本棚からシリーズで引っ張り出してくるという状態です。
ただ、家にいるときは読む気にもならず、もっぱら移動中の旅のお伴です。
続いて湊かなえ。『告白』『少女』『花の鎖』『贖罪』などですね。
手持ちがないときに駅で買った内田康夫や東野圭吾をはさみ、必要があって柳田邦男を2冊。
しばらく藤沢周平はお休みして、現在連続しているのは中山七里です。
『アポロンの嘲笑』『嗤う淑女』『テミスの剣』ときて『切り裂きジャックの告白』を読み切るところでした。
で、次も中山七里をと本屋をのぞいたのです。
ありました。
「あれっ」と思ったそのタイトルは、『闘う君の唄を』。
もしかしてと、めくってみると果たして、目次は次のようでした。
1、闘いの出場通知を抱きしめて
2、こぶしの中 爪が突き刺さる
3、勝つか負けるか それはわからない
4、私の敵は私です
5、冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけ
そうです、その通り、これは中島みゆきの『ファイト!』だったのです。
歌の歌詞は、ラジオ番組「オールナイトニッポン」に寄せられた手紙をもとにオムニバス形式で作られたものでした。
少年や弱い女性のふるえながら闘う姿にエールを送る歌、それが『ファイト!』です。
小説の中では一行も歌に触れていませんが、闘う新人の女性を主人公に描いています。
そして、解説の後の最後の最後のページに、「本書は、中島みゆきさんの楽曲『ファイト!』から、作品の構想を得ています。」と記されていました。
なんかうれしい。この時期にこの本に出合えたのもうれしい。
4月新年度。新しい社会で不安のままスタートを切った方も多くいらっしゃるでしょう。
あなたがふるえているのは弱いからではなく、闘おうとしているからです。
身をよじって「諦めという名の鎖」をほどこうと自分と闘っているからです。
大丈夫!君ならできる。ファイト!
それではお届けしましょう。闘う君に、中島みゆきで『ファイト!』
満島ひかり『ファイト!』
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!
今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ、第205回。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。
4月7日、日曜日。
「令和」。
はじめは「えー」と思いましたが、少し時間が経ってみると「うーん、いいかも」と感じてきました。国民全体の評価も悪くないみたいですね。
実際の改元はもう少し先ですが、まずは落ち着いたというところでしょうか。
木曜日は暇だったので福島県立美術館で「伊藤若冲展」を観てきました。
さすがの人気で、駐車場に入るまで順番待ちでした。
認知症予防に美術鑑賞がいいという情報のせいか、ウチも含めて高齢者夫婦が多かったように思います。脳に刺激を。
先日、静岡に出かけたとき、読みかけの本が途中で終わってしまいそうだったので何か探そうと思って駅の本屋に立ち寄りました。
文庫コーナーで目についたタイトルを見て「おやっ」と思いました。
最近の旅のお伴はもっぱらミステリー小説になっています。
『盤上の向日葵』を皮切りに『検事の本懐』『虎狼の血』『最後の証人』『慈雨』など柚木裕子を連続して読みました。
この種の本は、連れ合いが寝床の導眠薬として読んでいるもので、「そんな時間潰しだけの読書など」と冷ややかに見ていましたが、読み始めると止まらなくなるというのがこの手の本なのでした。
今は彼女の本棚からシリーズで引っ張り出してくるという状態です。
ただ、家にいるときは読む気にもならず、もっぱら移動中の旅のお伴です。
続いて湊かなえ。『告白』『少女』『花の鎖』『贖罪』などですね。
手持ちがないときに駅で買った内田康夫や東野圭吾をはさみ、必要があって柳田邦男を2冊。
しばらく藤沢周平はお休みして、現在連続しているのは中山七里です。
『アポロンの嘲笑』『嗤う淑女』『テミスの剣』ときて『切り裂きジャックの告白』を読み切るところでした。
で、次も中山七里をと本屋をのぞいたのです。
ありました。
「あれっ」と思ったそのタイトルは、『闘う君の唄を』。
もしかしてと、めくってみると果たして、目次は次のようでした。
1、闘いの出場通知を抱きしめて
2、こぶしの中 爪が突き刺さる
3、勝つか負けるか それはわからない
4、私の敵は私です
5、冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけ
そうです、その通り、これは中島みゆきの『ファイト!』だったのです。
歌の歌詞は、ラジオ番組「オールナイトニッポン」に寄せられた手紙をもとにオムニバス形式で作られたものでした。
少年や弱い女性のふるえながら闘う姿にエールを送る歌、それが『ファイト!』です。
小説の中では一行も歌に触れていませんが、闘う新人の女性を主人公に描いています。
そして、解説の後の最後の最後のページに、「本書は、中島みゆきさんの楽曲『ファイト!』から、作品の構想を得ています。」と記されていました。
なんかうれしい。この時期にこの本に出合えたのもうれしい。
4月新年度。新しい社会で不安のままスタートを切った方も多くいらっしゃるでしょう。
あなたがふるえているのは弱いからではなく、闘おうとしているからです。
身をよじって「諦めという名の鎖」をほどこうと自分と闘っているからです。
大丈夫!君ならできる。ファイト!
それではお届けしましょう。闘う君に、中島みゆきで『ファイト!』
満島ひかり『ファイト!』
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。