なあむ

やどかり和尚の考えたこと

サンサンラジオ323 どうでもいいですが

2021年07月18日 05時00分00秒 | サンサンラジオ
三ちゃんのサンデーサンサンラジオ。第322回。7月18日、日曜日。

山形も梅雨が明けたようです。ようやく7月らしい暑さになってきました。
雨ばかり続く毎日で、気持ちも晴れない日々でした。
盛り上がらないオリンピックを直前にして、心配なのはその後の借金です。
コロナ対策も加わってどれほどの資金を投入したのでしょうか。
それらは全て国民に対する将来にわたっての借金なわけで、祭りの後の寂しさに加えて重荷を背負わされることを覚悟しなければなりません。祭りが盛り上がらなければ寂しさも少ないか。
将来の借金だけではありません。
オリンピック開催によって感染者は増えると、やる前から予想されているのです。
「多少の犠牲は仕方ない」と主催者が言ったとか。
そうなれば、オリンピック後も緊急事態宣言、まんえん防止は続くでしょう。
経済がさらに悪化していくことは避けられません。
気分は落ち込み、観光は冷え込み、残るのは借金だけということになります。
しかし、「緊急事態」ってそんなに何度も長く発令されたら、誰にも緊張感がなくなるのは明白です。
返す返すも、オリンピックが世界最大の祭典であるのなら、全世界の人が集まる開催国に優先的にワクチンを供給するという処置はとれなかったものかと思います。
まあ、冷めないうちに選挙でもやって、自分たちの責任をうやむやにしてしまおうと考えているのでしょう。
その陰で、苦しみを抱える人々、子どもたちがさらに増えて、ますます見えにくくなっていくのだろうと思われます。
祭りが華やかであればあるほど、当たる光が強ければ強いほど、当たらないところは暗さを増します。
祭りは参加するから楽しいのです。参加しなければ、できなければ、妬ましく思ってしまうことにもなります。
来年2月には北京で冬期オリンピックがあるそうですが、それがもし大成功裡に開催されれば、その分日本国民は寂しく妬ましく思ってしまうのだろうなあと想像しています。どうでもいいですが。

本当にどうでもいい話です。
女性の名前の愛称についてふと考えました。
と言っても、キラキラネームではありません。
女の子の名前に「子」が少なくなったのは1970年代から80年代の境目にかけてのようです。
で、私の周りの子のつく女性の呼び方、愛称ですが、「~ちゃん」と呼ばれるのにある一定のパターンがあるように思ったのです。
「キミちゃん」「ノリちゃん」「マサちゃん」「ミキちゃん」「ユミちゃん」等々、名前から「子」をとって「ちゃん」をつけるのが最も多いと思います。
しかし、「子」までつけて「ちゃん」と呼ばれることが多いパターンがあります。
「リョウ子ちゃん」「キョウ子ちゃん」「ショウ子ちゃん」「ヨウ子ちゃん」「ユウ子ちゃん」などです。
これらの名前で「子」をとって呼ばれるのを私の周りで聞いたことがありません。もちろんあるのだとは思います。
何故か「子」の前に「ウ」がつく場合その傾向があるようですが、どんな法則なのか、そこまでは分かりません。
また、「アッちゃん」「サッちゃん」「ナッちゃん」「ミッちゃん」「リッちゃん」のようにはねる場合もあります。
この場合は「チ」や「ツ」のつくパターンが多いようですが、「ヨシ子」が「ヨッちゃん」「ヤス子」が「ヤッちゃん」というのもあります。
語呂としての呼びやすさだと思いますが、不思議だなとふと思ったのでした。ただそれだけのことです。

大相撲名古屋場所は本日が千秋楽です。
幕内力士は全部で42人、うちモンゴル出身が7人、他の国の出身が3人、日本人が32人です。
今場所、楽日を待たずに勝ち越しを決めたのは全部で15人、その中でモンゴル出身力士は全員勝ち越ししています。
モンゴル出身とはいっても、流暢に日本語を話し、日本の文化になじみ、それぞれの部屋で厳しい稽古を乗り越えてきた個人個人の結果です。
今更出身がどこだなどと区別するような見方はすべきではありません。
しかし、そうではありながら、日本人力士のふがいなさと、モンゴル出身ばかりが勝ち上がる対比において、いまいち素直に相撲を楽しめない場所でした。郷土ゆかりの力士琴の若の活躍にはワクワクしました。
国技である大相撲に、日本人横綱が全くと言っていいほど誕生しない近年の状況に少し嫌気がさしています。
口に出さないまでも、多くの相撲ファンの日本人は同じフラストレーションを感じているのはないかと思います。
ここはひとつ、尾車親方に「神風」でも育てていただかなくてはと独りやきもきしています。
(四股名「神風」の名で戦前から戦後にかけて活躍した力士がいました)

今週はここまで。また来週お立ち寄りください。