なあむ

やどかり和尚の考えたこと

好きだというのは難しい

2009年04月07日 06時55分20秒 | ふと、考えた

「私あの人嫌い」と言うのに、「私も嫌い」と言うのはとても簡単だ。

「あの人嫌い」と言う人に、「私は好きだ」と言うのはすごく難しい。

お茶など飲みながら話をするとき、人の悪口や嫌いな人の話題が一番盛り上がるのはなぜだろう。昔の人が「何も話題がないとき、人の悪口を言わないのは難しい」というようなことを言ったと記憶しているが分かるような気がする。

簡単な順に並べると、

1,「あの人嫌い」に対して「私も嫌い」

2,「あの人好き」に対して「私も好き」

3,「あの人好き」に対して「私は嫌い」

4,「あの人嫌い」に対して「私は好き」ではないだろうか。

人は、好きなことより嫌いなことに同調しやすいように思う。何故。

本当に嫌いならしかたないが、本当は「いい」と思っていても同調して「嫌い」と言ってしまうのは残念に思う。

嫌いなことには同調しやすいから、悪い話は広まってしまう。世の中に嫌いな人ばかりが増える。

それはあまり住みよい社会ではない。

なるべく嫌いな人は少ない方がいい。せめて、好きな人を同調で嫌いと言わないようにしよう。


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2 コメント

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人の悪口を聞くと、必ず思う事があります。 (よずべのきみよす)
2009-04-09 19:14:09
人の悪口を聞くと、必ず思う事があります。

「あ~、この人はあの人の事をオレに話している様に、きっとオレの事も同じ様に誰かに話してんだろうな」と・・・
だから僕は悪口はあまり好きじゃありません。

でも、そんな事はどうでもいいと思ってます。
悪口もこの人にとっては唯一のコミニュケーションツールなのかもしれないし。

ただ自分はこの人と同じ石は踏むまいと思います。

「人が許せない時、今までどれだけ自分は許されて来たか」
とみんな思えば嫌いな人なんていなくなると思います。
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きみよすさん。 (yadokari)
2009-04-10 06:49:26
きみよすさん。
いいコメントをありがとう。
本当に私たちはたくさんの人からどれだけ許されてきたか。
こんな自分が生きることを許されて今ここにいる。
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