なあむ

やどかり和尚の考えたこと

肘折温泉

2010年12月04日 13時02分34秒 | 今日のありがとう

101203_135344 湯治に行っている檀家さんに呼ばれて、肘折温泉に1泊してきました。
10泊して、寝て起きて風呂に入って食べて寝るというのを繰り返すのだそうで、とても暇に絶えられそうもないのですが、2、3日ぐらいならば頭と体を休めるのにいいかもしれません。
肘折温泉は、昔ながらのひなびた温泉街を維持してきた特異の温泉場なのですが、そこまでたどり着く道は、本当にこの先に人里があるんだろうか、道を間違えたのではないだろうかと不安になるような山道なのです。
他の温泉場が経済成長の拡張路線に走り、中途半端な歓楽街を目指したため、今はどこも存続の危機に瀕しています。
銀山温泉も良かったのですが、あまりの人気に我を忘れたのか評判を落としてしまっています。
そんな中、肘折温泉は元気でした。ほどほどの生き方を忘れなければ、浮き沈みはあっても生きていけるものと思います。


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