本日の俳句
★手にすれば冷たく照りぬ櫟の実
★柿食らう今年も去年(こぞ)を見習いて
地面に転がっていた団栗をいくつか見かけて手にした。半分は葉の下になっていたためか、日なたに在ったにもかかわらず思いのほか冷たく感じた。不思議なもので団栗というものは拾うと、虫が食っていないか、傷はないかと観察して、その後、手や衣服で磨いてしまう。その輝きがうれしいのだ。
本日熟してやわらかくなった柿を食べた。というよりほおばった。今年初めての柿、毎年初めて食べる柿はことのほかうれしい。食らう、といったほうがふさわしいほどかぶりついた。いただくのでも、食すのでもない。柿は、食らう、という語感がもっともふさわしい。
★手にすれば冷たく照りぬ櫟の実
★柿食らう今年も去年(こぞ)を見習いて
地面に転がっていた団栗をいくつか見かけて手にした。半分は葉の下になっていたためか、日なたに在ったにもかかわらず思いのほか冷たく感じた。不思議なもので団栗というものは拾うと、虫が食っていないか、傷はないかと観察して、その後、手や衣服で磨いてしまう。その輝きがうれしいのだ。
本日熟してやわらかくなった柿を食べた。というよりほおばった。今年初めての柿、毎年初めて食べる柿はことのほかうれしい。食らう、といったほうがふさわしいほどかぶりついた。いただくのでも、食すのでもない。柿は、食らう、という語感がもっともふさわしい。