本日生れて初めて「ロール白菜」を食べたと思っていたら、妻からこの料理を作ったのは結婚してから2回目だよ、と言われてしまった。私はまったく記憶に無い。これは困ったというか、記憶にないと言ってしまったのだから、もう取り繕うことも出来ない。アワワワッと焦ったがもう取り返しはつかない。
しかしこの「ロール白菜」はなかなかいけると思った。ロールキャベツは挽肉のおいしさと、キャベツの味がうまくマッチしていて私も好きな料理であった。お世辞ではなくおいしかった。
ロールキャベツと違って白菜の旨味は肉とは特に相性がいいというわけではない。しかしキャベツと違って肉の味が白菜の白い部分に充分沁みている。これはキャベツには無い効果である。白菜の白い部分を口に頬張ると肉汁の味が白菜の煮汁と共に口に広がっていく。芯にある強い繊維質が肉の味を閉じ込めているようでもあり、白菜の白い芯の部分から出てくる肉の旨味は味が倍増しているように感じた。いつも洋風のスープでは黒胡椒をたくさんかけるのだが、今回は事前に肉に胡椒を大分多く混ぜて練ったようで、胡椒が肉に馴染んだ感じがした。
江戸甘味噌をつけて食べたフロフキ大根の味もよかった。まだ少しだけ芯が固めだったが、そんなことが気にならないほど江戸甘味噌の味が大根の甘味にマッチしていた。
ツナと大根のマヨネーズで合えたサラダは下にレタスを敷いていて、歯ごたえもいっそう増したように感じた。マヨネーズがあまり濃いと私は嫌である。市販のものは味が濃すぎて私の口にいつも合わない。このようなときに家庭料理のよさが感じられる。
日本酒は少し辛口が強めであったので、かえって野菜のおいしさがひき立ったように思えた。おいしいお酒とおいしい野菜、至福の夕食に感じられた。
しかしこの「ロール白菜」はなかなかいけると思った。ロールキャベツは挽肉のおいしさと、キャベツの味がうまくマッチしていて私も好きな料理であった。お世辞ではなくおいしかった。
ロールキャベツと違って白菜の旨味は肉とは特に相性がいいというわけではない。しかしキャベツと違って肉の味が白菜の白い部分に充分沁みている。これはキャベツには無い効果である。白菜の白い部分を口に頬張ると肉汁の味が白菜の煮汁と共に口に広がっていく。芯にある強い繊維質が肉の味を閉じ込めているようでもあり、白菜の白い芯の部分から出てくる肉の旨味は味が倍増しているように感じた。いつも洋風のスープでは黒胡椒をたくさんかけるのだが、今回は事前に肉に胡椒を大分多く混ぜて練ったようで、胡椒が肉に馴染んだ感じがした。
江戸甘味噌をつけて食べたフロフキ大根の味もよかった。まだ少しだけ芯が固めだったが、そんなことが気にならないほど江戸甘味噌の味が大根の甘味にマッチしていた。
ツナと大根のマヨネーズで合えたサラダは下にレタスを敷いていて、歯ごたえもいっそう増したように感じた。マヨネーズがあまり濃いと私は嫌である。市販のものは味が濃すぎて私の口にいつも合わない。このようなときに家庭料理のよさが感じられる。
日本酒は少し辛口が強めであったので、かえって野菜のおいしさがひき立ったように思えた。おいしいお酒とおいしい野菜、至福の夕食に感じられた。