Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

箱根山は噴火警戒レベル2へ 大涌谷周辺は立ち入り禁止

2015年05月06日 12時23分54秒 | 天気と自然災害
箱根山 噴火警報(火口周辺)
平成27年5月6日06時00分 気象庁地震火山部
<箱根山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表>
火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性。
<噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げ>
1.火山活動の状況及び予報警報事項
 箱根山では、4月26日から大涌谷付近を震源とする火山性地震が増加しており、5月5日には箱根湯本で震度1を観測する地震が3回発生しました。傾斜計では、地震活動に関連するとみられるわずかな変動が観測されています。気象庁が実施した現地調査では、大涌谷温泉施設で蒸気が勢いよく噴出しているのを確認しています。
 これらのことから、箱根山では火山活動が更に高まっていると考えられ、今後、大涌谷周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があります。
2.対象市町村等
 以下の市町村では、火口周辺で入山規制などの警戒をしてください。
神奈川県:箱根町
3.防災上の警戒事項等
 大涌谷周辺では小規模な噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。風下側では火山灰や小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
<噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げ>
**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時
要援護者の避難等が必要。      
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(平常)】:状況に応じて火口内への立入規制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/forecast_03_20150506060003.htmlより】

 また新たな火山解説資料も本日8時に発表された。
http://www.jma.go.jp/jma/press/1505/06a/315_150506.pdf

 これを受けて、神奈川県のホームページには次のように記載されている。

 箱根山では、4月26日から大涌谷付近を震源とする火山性地震が増加しており、5月5日には箱根湯本で震度1を観測する地震が3回発生しました。傾斜計では、地震活動に関連するとみられるわずかな変動が観測されています。
 気象庁が実施した現地調査では、大涌谷温泉施設で蒸気が勢いよく噴出しているのを確認しています。
 これらのことから、気象庁は、5月6日午前6時に箱根山に「火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表しました。本情報によると、箱根山では火山活動がさらに高まっていると考えられ、今後、大涌谷周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があります。
 これに伴い箱根町は、同日午前6時10分に大涌谷周辺の方に対し、避難指示を発令し、今後、火山活動の活発化が予想されるため、火口周辺の立ち入りを禁止しています。

 平成27年5月6日午前6時30分から、次の措置をとることにしました。
  1 県道734号線の大涌谷三差路から大涌谷方面への通行禁止
  2 箱根ロープウェイの全線運休
  3 姥子~大涌谷間の自然探勝歩道の閉鎖
 平成27年5月4日午前5時から、次の措置をとることにしました。
  1 大涌谷自然研究路の閉鎖 
  2 ハイキングコースの一部区間の閉鎖  
http://www.pref.kanagawa.jp/sys/bousai/portal/1,8550.html


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2 コメント

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時刻表の地図を見るだけでも… (葦原の山姥)
2015-05-07 00:48:27
箱根は新幹線や東海道線に近いですし、当然、東名高速にも近い…。
小規模な噴火でとどまるならば、注意の対象が地域住民のみで構わないでしょう。
ただ、もしも想定を上回る噴火がおきた時は………。
新幹線・在来線・東名高速利用者すべてを巻き込む事態にならないとも限りません。
徒に不安を煽るべきではありません。
ですが、最悪の展開を頭の片隅に入れておく必要はあるでしょうね。
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地震の回数は減っているが‥ (Fs)
2015-05-07 02:02:10
5日に116回の火山性地震があったのに6日は一挙に減っています。が、その傾向がそのまま減少-収束に向かうのか、一時的な現象なのか、不明です。

降灰被害など、小規模でも影響範囲は広いので、神奈川県下全域に及ぶ可能性があります。
我々が騒いで不安を煽ってはいけないですが、当該自治体や経済活動を間近で展開されている方、近くで生活されている方は切実ですね。

収束してくれることを祈るしかないですね。
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