緑内障の点眼薬がほぼ無くなった。午前中に眼科で点眼薬の処方をしてもらい、午後に処方箋をもらって薬局へ。いつも思うのだが、病院ではマイナ保険証の受付をするように声をかけられることはほとんどない。
薬局ではオウム返しのように訪れるたびに、「マイナ保険証は持っていませんか」と声をかけられる。顔を見知っている私にも声をかけてくる。私はそもそもマイナンバーカードを所持していない。保険証の紐づけを行う前提すら整っていない。私は処方箋と薬手帳を渡してそのままベンチで待つだけ。
そして不思議なことに多くの患者は処方箋と薬手帳を提出してから保険証の読み取り機械と苦闘している。受けつけの事務員はその間に要領よく処方箋を打ち込み、薬剤師に書類を回している。
敢えて保険証に処方された薬の情報を、医・薬一元化のために入力する必要性が今一つ伝わってこない。処方された薬の情報は病院の医師が入力済みである。あるいはカルテに記載済みである。私には二重手間で入力しているようにしか思えない。政府は、政府は病院よりも薬局をターゲットにしてマイナ保険証の普及促進と、医・薬の情報一元化を薬局を通して、薬局の手間の増で進めているとしか思えない。医療情報の一元化というのは果たして国民的合意を得たことなのだろうか。いつも不思議に思っている。手段が先行して目的があいまいなままことが進んでいないか。
マイナンバー制度そのものについてはまったく否定はしないが、どうして保険証と紐づけいなければならないのか、いつも首を傾げている。
私は保険証の期限が切れた時点で添付されてくるはずの資格確認書をそのまま保険証代わりに使い続けると思う。
さて本日も昨日と同じく、昼間は喫茶店で「鬼の研究」(馬場あき子)を読み、帰宅後は「ルドン 生涯と作品 改訂版」(山本敦子)を読んで過ごした。
明日は、所用があり朝9時には自宅を出る必要がある。早寝の予定。