月刊星ナビのツイッターを見ていたら、満月の月面の模様を何に見立てるか、日本以外の見立が掲載されていた。
「女性の横顔」(欧米)、本をよむ女性(欧米)、蟹(南ヨーロッパ)、ライオン(アラビア)など5つの画像が出ていた。
欧米、アラビアなど根拠が鮮明ではないのが残念であるが、しかし見立を比べるのはおもしろい。
この画像で私が最初理解できなかったのは「女性の横顔(欧米)」である。他の4つは海の黒い部分をウサギ等に見立てているが、これは反対の白い部分を顔に見立てている。その反転に気がつかなかった。
見立は地域のさまざまな歴史や伝承・物語が背景にあるはずである。きっと沖縄にもアイヌにも、独自の見立てがあったはずだ。
私はこの見立ての中で、ウサギはなかなか難しいと思う。小さいころから私は、ウサギだよ、と言われるたびに首を傾げていた。大人からするとかわいげのない子どもであったと思う。
最新の画像[もっと見る]
- 新年を迎えて 12ヶ月前
- 謹賀新年 2年前
- 「渡辺崋山」(日曜美術館) 5年前
- 謹賀新年 5年前
- 謹賀新年 6年前
- 「ものの本質をとらえる」ということ 7年前
- 台風18号の進路が気になる 7年前
- 紅の花 8年前
- 「ゲルニカ」(宮下誠)読了 8年前
- 国立近代美術館「コレクション展」 8年前