本日は曇り空、しかも10時くらいから雨が降り始めている。心づもりより早めに雨になった。今は上がっているが、昨日のような陽射しは望めそうもない空模様である。
昨日のフラワー緑道はハナズオウ(花蘇芳)が目立っていた。スオウという呼び方が一般的だが、正確には同じマメ科でも遠い親戚らしい。スオウは黄色い花である。昔からこのスオウから取り出した赤い色素が、このハナズオウの花の色に似ていたので、混同されたということを聞いたことがある。日本でも飛鳥時代から輸入され、貴族の衣服に使われたという。
ではこのハナズオウの花からはどのような色の染料が取れるのであろうか。残念ながらわからなかった。
そして写真にも撮ってみたが、白い花の品種もある。
昔の職場にこの木が二本のソメイヨシノの木の間に植わっており、私は割と気に入っていたのだが、妻は好みではないという。葉のない枝の先端に何か虫のようなものが付いたみたいだというのがその理由である。確かにそのように見えなくもない。