私は統計学や疫学の専門家ではないけれども、図のような新型コロナ感染者数の推移を見ると、3月下旬を底にして、横這いというよりもわずかながらも微増という傾向を示している、と判断してしまう。これをどう評価したらよいのだろうか。
私の目には増加に転換しているように見えてしまう。これで果たして規制の解除につながるのだろうか。あるいは規制が解除されてもこの程度の増加で済んでいるので、これから減少に転ずる前兆が見えている、というのだろうか。
是非とも専門家の忌憚のない評価を聴きたいものである。政治的な思惑や、経済的な理由を抜きにした評価が欲しい。と思う。その上に立っての政治的判断がなされているのだろうか。いつも疑問に思っている。
昨日とは違って朝から太陽が顔を出している。洗濯物をベランダに干すことが出来て、妻はご満悦。花粉も少なくなり、気分も明るくなっている。
娘は日食の取材を兼ねてオーストラリアへ。うらやましい限りである。年寄り夫婦はどこにも出かけることはなく、リフォームの仕様書を見ながら、具体的な段取りをああだ、こうだと意見を出し合って食後の一服を過ごしている。この家屋の中だけは、何事もなく平穏無事に時間が過ぎていく。