夕食後、ようやく書写を追えた。本日は奥の細道の第4段と第5段、わずか350文字に満たない。しかし腕の筋肉がとても疲れる。昼間の作業で上腕部を中心に筋肉痛。書写で右手の肘から手首までの筋肉が張った。
文字数は少ないが奥の細道は第4段「室の八島」、第五段「日光山の麓」まで進む。この二つの段には俳句は無いものの、面白い。特に第五段の「仏五左衛門」の人物評はウィットに富んだ芭蕉の側面を見ているようだ。
奥の細道のような俳文、言葉を削りに削って最小限の描写だが、よく伝わる。こういう密度の濃い文章を書きたいものであるが、私には無理だなぁと心底思う。じっくりと読むほどに俳句以外の地の文章もまた忘れがたくなる。
本日は草臥れたので、これにて作業は中止。早めに入浴・就寝としたい。明日は特に予定はない。明日こそ読書タイムを確保したい。