本日喫茶店に入る前に横浜駅の有隣堂で文庫本のコーナーを一周。岩波文庫の「雨月物語」(上田秋成)を衝動買い。
喫茶店で「全国水害地名をゆく」(谷川彰英)とともに、西行と崇徳院の怨霊との鬼気迫る問答を描いた「白峰」(しらみね)を少々目を通した。以前にもこの「雨月物語」の岩波文庫版持っていたが、すでに古書店に処分をしてもらっていた。
急に読みたくなった。
特に「白峰」は能にでもありそうな展開であるが、謡曲にはこのような話は無かったと記憶している。
高校時代に古文の先生の紹介で「白峰」と「菊花の約」(きっかのちぎり)を読んだ。しかしそれ以降すっかりご無沙汰。久しぶりに目を通して懐かしかった。
読書の合間を縫って、再読してみたい。