Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

横浜美術館で残念だったこと

2019年07月31日 23時37分51秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 本日、久しぶりに美術館を訪れた。先ほど記載した「原三渓の美術展」である。慣れている美術館なのだが、今回は照明がかなり暗くしてあった。作品保護ということなので、それはやむを得ないのだろうと思うことにしている。
 そしてほとんどの作品がガラスケースの中に収めてあった。これも致し方のないことだと思う。しかしこの場合、スポットライトの照明の仕方はとても難しい。

 ガラスに反射したライトが鑑賞するわれわれの眼に入って、残念ながら見ることのできない作品がいくつかあった。
 立ち位置を変えても映った光が目を追いかけてくる。または反射する光が目に入らない位置に立つと、作品の主要部分が暗くて陰になって見えない。

 特に残念だったのは、国宝の「孔雀明王像」と重要文化財指定の「観音菩薩立像」(平安時代、細見美術館)の2作品である。これらを目当てに見に来る人も大勢いるはずである。
 この照明については是非とも再考してもらいたいと思った。学芸員が実際に鑑賞者になったつもりで、展示を見て照明の点検をしてもらいたいものである。

 

 



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