Bunkamura ザ・ミュージアムを訪れて、「ボテロ展 ふくよかな魔法」を見てきた。表題が示すように、ボテロというとそのふくよかでボリュームのある質感で有名である。
この質感がボテロのすべてかと思っていたのが誤解だったと思った。ボテロ自身もその量感が自らの作品の大きな特質であることは述べている。確かにこの質感・量感は画家独自のもので、そして嫌味もなく私の意識の中にすんなり入り込んでくることに驚いた。
しかし私が誤解だったと思うのは、爆発するような色彩であった。特に会場の始めのほうで圧倒されたのが「黄色の花」「青の花」「赤の花」の3つの作品である。色彩が壁から湧き出るような画面に足がすくんだ。また色面の丁寧な塗り方にも目を見張った。
またその直前に展示されていた「オレンジ」や「洋梨」にも圧倒された。詳しくは明日以降記載するつもりでいる。とりあえず、チラシをアップしてみることにした。
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