17時過ぎに大きめの双眼鏡でベランダからケヤキの梢の間から木星と土星を覗いた。そのあとから団地の西橋まで出向いてスマホで撮影してみた。残念ながら土星の輪はこの双眼鏡では見えない。それでも輪を想像しながら、見るのもいい。本日は木星の4衛星も見ることはできなかった。
撮影するよりも、日没から30分ほどかけて眺め続けるのが今回の木星・土星観測の楽しみかもしれない。ときどき双眼鏡で覗くのも楽しいし、夕焼けのオレンジ色を下にして輝く二つの星を飽かず眺めると気持ちが落ち着く。
多分私が小学生か中学生になったばかりのころならば、肉眼でも二つに分離して見えたかもしれない。
興味のない人からは「フーン」という声にならない声であしらわれること間違いなと思われる。興味がなければ一つにしか見えない星をいくら眺めてもつまらない。双眼鏡で土星の輪が見えると感動する人もいる。反対に木星の4大衛星を見ても、止まっている点にしか見えないのだから、驚くことも少ない。
天文ファンというのは、社会から見れば孤独で偏屈な存在であるらしい。しかしいったん感動すると忘れられないのが、星の世界である。想像する楽しみもある。物語に惹かれる世界もある。
団地の中を行き来する人からも怪しい人と見られたかもしれない。
午前中に行く予定だった整形外科、出かけるのが遅くなり昼食後に出かけた。本日は2人ほど待っただけで、すぐに治療の順番が来た。
両ひざに痛み止めとヒアルロン酸の注射をしてもらった。いつも3日ほどは楽になるが、そのあとは元に戻る。完治は難しいのだろうが、改善にはなっているのだろうか。