Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「犬の記憶 終章」 その2

2022年08月18日 20時47分38秒 | 読書

 本日は14時過ぎに記録した30.2℃が最高気温ということであったが、とても蒸し暑かった。家の中にいてはつらいので、午後からは思い切って横浜駅までバスで出向いて、オフィス街にある喫茶店に逃げ込んだ。
 出かけたのが最高気温を記録した直後で、バス停までとバスを待つわずかな時間は、陽射しは昨日ほどではなかったものの、サウナの中にいるように思われた。


   

 喫茶店では「犬の記憶 終章」の「大阪」と「神戸」を読み終わった。読むスピードがまだ少し遅いが、楽しみながら読んでいる。
「繁華街やマーケットの路地裏をうろついてシャッターを切りつづける。‥足早に街路を右往左往しつづけていると、目ばかりでなくぼくの全身は敏感なレーダーのようになり、細胞が路上のすべてのものに感応し、次いでぼくの内部にそれら無数に擦過したものが充満して、撮影中のぼくの躰は、いつも一種トランス状態に入っていってしまう。」(大阪)



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