おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

トスカーナの演奏会とベジタリアンのディナー

2016年05月18日 08時42分28秒 | 旅 ヨーロッパ
5月18日。
今日もいいお天気です。
2週間の演奏旅行6日め。

昨日はポンテデーラという町でトリオの演奏会でした。
Guy(ギー)さんのお家から30キロ以上離れた所です。
会場はダンススクールのような場所です。


8時過ぎでも明るい。


演奏会がなかなか始まらないので、奥さまの
Paola(パオーラ)さんが、バールに連れて行ってくれました。

甘みと酸味がある炭酸入りのお酒を飲んで。

会場に戻ったのは9時半近く。
ようやく日暮れです。


ノーチのフェスティバルは出演の演奏家がとても多く、喧噪のなかにありました。
この夜は、静謐を感じる演奏でした。






お客様も多く、とても好評。
拍手が続き、アンコールもありました。

最後に演奏家3人を。


終了が11時過ぎです。
ヨーロッパは昼が長く、演奏会が始まるのがとても遅いです。
12時からの夕食は近くのレストランで。

Guyさんご夫妻のためベジタリアン料理が次々運ばれました。
ピザにはチーズが使われていましたが、お二人はあがりませんでした。

肉にかわって使われているのは、ソイミートやグルテンミートです。

主催者の方やスタッフ、演奏家の集合写真をやっぱり撮ります。

ヨーロッパで写真は撮るのは、実はなかなか勇気がいるのです。

帰宅したのは、深夜2時。
でも目覚めは良く、朝、エントランス前のデッキで座りごこちのいいソファーでブログをしたためています。

パオーラさんが呼んでくれたので、朝ごはんへ。
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中部イタリア トスカーナの家庭料理

2016年05月18日 05時08分34秒 | 旅 ヨーロッパ
5月16日夜から19日早朝まで滞在するのは、トスカーナ州のギーさんご夫妻のお家です。
16日は朝8時にマルチェロさんの家を辞して、ギーさんのお宅に着いたのが、夜の8時過ぎでした。

晩ごはんは、奥さまのパローラさんが用意してくださいました。感激のテーブル!


どれもシンプルです。
ご夫妻は菜食で魚は食べますが、肉は食卓にあがりません。

トスカーナの赤ワインで。
ジェノベーゼのパスタ。
アンチョビーの酢漬け、アーティーチョークのマリネ、ペコロスのマリネは2種類。
ドライトマトのオリーブオイル漬け。
トマトとルッコラ、若い青菜のサラダ。
全粒粉のパン。
食には確かな姿勢をお持ちです。
「Miso」と「Umebosi」味噌と梅干しがあったのには驚きました。


17日の朝ごはん。

オートミールのシリアルとドライフルーツ、ヨーグルト。
トスカーナの伝統的なビスコッティは、アーモンドがホールとパウダーの両方が使われ、杏仁と近い香りがします。
フルーツは杏。
アプリコットジャムは甘みがあっさりしています。
いずれもBioのマークの付いたイタリア国産の食材。
牛乳ではなく、オーツミルクです。

初めて見ました。
オートミールから作られた穀物ミルクはほんのり甘みがありますが、砂糖は無添加です。

17日の昼ごはん。
夜は演奏会です。そのせいなのか、正餐という趣。
またも大感激の連続。


ズッキーニは花がついてはいます。

こちらは花も油で揚げていただくのです。
油はオリーブオイルオンリー。
ズッキーニの輪切りをオイル、水、ニンニクでじっくり蒸し煮します。


コッツェというのはムール貝。
マルチェロさんのお家でも3年前に食べさせていただきました。
鍋にオイルとニンニク、トマトピューレを入れて、洗った貝をワイルドにドッサリ入れて、蒸し焼きにします。


これはシャコ。やはりオイルとニンニクだけで、
こちらはフライパンであっさり焼きます。

パローラさんのキッチンには、豆、ハーブ、それにお米が多種類あります。

圧力鍋で黒米を30分加圧。水は米の2倍量。
これをコッツェに添えていただきました。

すごいでしょ。
スパーリングワインと。
味付けは、リディアさんと同じでごくシンプル。

少しだけお手伝いさせていただき、色々教わりました。
嬉しい嬉しい、トスカーナごはんの体験です。
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