おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

映画「福田村事件」 実家で高血糖とたたかう

2023年09月19日 06時14分00秒 | 実家
9月18日。
朝は掃除、洗濯して、7時半から自分の仕事を始めました。
義兄夫妻が実家に3連泊してくれて、夫も
日帰り介護して、私は4日間、自宅泊できました。

連絡業務、支払いもでき、レシピ案をまとめ、
来週のお料理会の献立も送ることができました。
守備よくいったら行こうと思っていた映画。
2020年の3月に行ったきりの映画館。
選んだのは、森達也監督の『福田村事件』です。




立派な映画でした。
森達也はドキュメンタリーの映像作家。
小説家でもあり、友人から借りて読んだのは、
『千代田区一番一号のラビリンス』でした。
平成天皇夫妻が主要登場人物の小説に驚きながら、引き込まれて読了しました。
今回の映画、関東大震災後に起きた、朝鮮人虐殺のある事件に題材をとっています。
千葉県の福田村で起きた、香川から来た薬の行商人を朝鮮人と思い込み、15人のうち9人を虐殺した事件です。
丁寧な作りであり、小さなエピソードも魅力的です。
役者さんも、私の好きな永山瑛太や、井浦新、田中麗奈、東出昌大、柄本明。ピエール瀧も出ていました。
実は映画は役者主義でして。
警察やマスメディアの横暴と不平等。
様々な差別。
ズキリズキリと胸に刺さりました。
残虐なシーンを際立たせる、美しい映像。
力作でありました。
森達也は友人に紹介されるまで、知りませんでしたが、反骨精神あふれる優れた作家であることが分かりました。
一般受けするのか?と言う重い映画でしたが、思いのほか会場はお客さんが多かった。
製作費をクラウドファンディングで集めたそう。
次作があれば、私も協力したい。

心に広がる想いを胸に、さあ実家へ。

義母の高血糖が続いています。
数日前から、夫や義姉とメールで連絡取り合って相談しています。
高値は、腹部に装着してあるセンサーとそこに内蔵してあるトランスミッターを交換して、機器がまだ安定していないせいでは、と言う意見もあります。
実際の血糖値を測定したら、センサーの値より低いとの義姉の報告もありました。
それでも、実家に着くと、末端から高血糖アラートがなっていて、落ち着けない。

晩ごはん。

冷凍庫にあったシチュー用牛肉を圧力鍋で煮ました。
加圧15分。玉ねぎと乱切りにんじんを一緒に。
圧を抜いて、まだ硬いので、さらに50分煮ました。じゃがいも、焼きピーマンを添えました。
小さなサラダ、にんじんポタージュ、
白ご飯60g。
両親は完食。
グルコース値がとても高いので、エネルギー量を抑えめにと作りました。
以前は、ワイン赤白1杯ずつが両親の楽しみの習慣でした。
でもワインを飲むと食事が進まず、低血糖になったことがあります。

そんなこともあり、最近はワインの代わりにぶどうジュースを出していました。
ところが高血糖。
今は食欲旺盛で食事を残すことはありません。

寝室のエアコンつけて、お茶出しして。
義父がお風呂に入ると。
いいですね〜。
しっかりサポートしましょう。
寝室とリビングのエアコン強くします。
氷水を用意します。
さっさとひとり出てくる父。
母の湯上がりの手伝いして、今日も無事に終わるのでした。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まだ真夏日の助産院ごはん | トップ | 出張料理の楽しみ 高血糖と... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。