■『ぼくとママの黄色い自転車』(2008)
監督:河野圭太 原作:新堂冬樹『僕の行く道』(双葉社)
出演:武井証、阿部サダヲ、鈴木京香、西田尚美、甲本雅裕、ほっしゃん。、柄本明、鈴木砂羽、宮田早苗、市毛良枝 ほか
▼trailer
阿部サダヲ主演てことで、公開当時のチラシを見た時から気になってはいたんだけど、
こないだどこかで予告編を観て、やっぱり借りてみたv
“ 「涙でページがめくれませんでした」という読者が続出した、親子愛溢れるハートフルストーリー。”てゆううたい文句通り、ひさびさ号泣
文部科学省選定(少年向、家庭向)だけあって、子役も「一生懸命演技してる」感が出てて、
周りをベテラン勢がしっかりと固め、母子の愛情物語をキチンと描いている。
▼story
パリでデザイナーの勉強をしているママと文通している大志は、パパの仕事場にあった手紙や、
ママの友だちの家にあったパリでママと一緒に映ってる昔の写真などから、なんとなく変だと思い、
手紙にあった住所から、ママはほんとは小豆島にいるのかも?と思い、横浜の自宅から会いに行こうと決心する。
新幹線に乗るつもりが、愛犬アンを連れているせいで駅員に呼び止められて逃げ、
偶然見つけた「岡山運送」と書かれたトラックの荷台に乗り込むが、
運転手のカップルがケンカして、カノジョがトラックを暴走させ、大志は見つかってしまう。
「本当に好きなら、ついてしまうウソだってあるんだと思うよ」と大志。
大阪では、警官に呼び止められてしまったところを少女が助けてくれて、食堂を営む自宅に泊めてもらう。
少女は、父親が他に家庭を持っていることを話し、「大志の母親も会いたくないはずだ」と言って2人はケンカになるが、「好きなら手紙は書かないもんね」と仲直り。
台風の岡山。小豆島行きの船は欠航になり、雨宿りしていた大志は熱を出してしまう。
海に飛び込もうとしていたおじいさんを吠えて呼ぶアン。おじいさんの家に泊めてもらって大志の熱は下がった。
妻を亡くし、息子と折り合いが悪く、孫にも会えずに悲観したおじいさんは、自殺を考えていたのだったが、
「あんなに心配してくれてるんだから、死んじゃダメだよ!」と懇願する大志に、おじいさんも思いとどまる。
小豆島に経つ日、おじいさんは「2つのことを約束してくれ。1つは母親に会えなくても強い大志でいること。2つ目は、お父さんのウソを許してあげること」
大志は、手紙に入っていた写真にある観光スポットに、自分も一度来た覚えがあることを思い出す・・・
新幹線に乗らず、トラック、ヒッチハイク、自転車で少年が岡山までたった2、3日で
たどり着けるものだろうか?と若干フシギな部分はあるけど、
子どもの純粋で真っ直ぐな情熱と元気があれば、なんでも可能かもと、細かいことは気にしないことにした
鈴木京香は、『アイリス』(監督リチャード・エアー、2001年)という映画が好きで、役作りの参考にしたという。
調べたら、ケイト・ウィンスレットが出演しているみたいだから、そちらも観てみたいv
とにかくジャックラッセルテリアのアンが可愛い!
母子のストーリーだけでは煮詰まってしまうところを、
まだ子どものようなやんちゃさが残るわんこの仕草が加わることで、ほのぼのと楽しめる作品に仕上がっている。
オシャレな横浜からスタートして、人情の町・大阪、そして小豆島の豊かな自然に到るまで、
それぞれの素晴らしい土地を旅するロードムーヴィとしても楽しめる1作。
監督:河野圭太 原作:新堂冬樹『僕の行く道』(双葉社)
出演:武井証、阿部サダヲ、鈴木京香、西田尚美、甲本雅裕、ほっしゃん。、柄本明、鈴木砂羽、宮田早苗、市毛良枝 ほか
▼trailer
阿部サダヲ主演てことで、公開当時のチラシを見た時から気になってはいたんだけど、
こないだどこかで予告編を観て、やっぱり借りてみたv
“ 「涙でページがめくれませんでした」という読者が続出した、親子愛溢れるハートフルストーリー。”てゆううたい文句通り、ひさびさ号泣
文部科学省選定(少年向、家庭向)だけあって、子役も「一生懸命演技してる」感が出てて、
周りをベテラン勢がしっかりと固め、母子の愛情物語をキチンと描いている。
▼story
パリでデザイナーの勉強をしているママと文通している大志は、パパの仕事場にあった手紙や、
ママの友だちの家にあったパリでママと一緒に映ってる昔の写真などから、なんとなく変だと思い、
手紙にあった住所から、ママはほんとは小豆島にいるのかも?と思い、横浜の自宅から会いに行こうと決心する。
新幹線に乗るつもりが、愛犬アンを連れているせいで駅員に呼び止められて逃げ、
偶然見つけた「岡山運送」と書かれたトラックの荷台に乗り込むが、
運転手のカップルがケンカして、カノジョがトラックを暴走させ、大志は見つかってしまう。
「本当に好きなら、ついてしまうウソだってあるんだと思うよ」と大志。
大阪では、警官に呼び止められてしまったところを少女が助けてくれて、食堂を営む自宅に泊めてもらう。
少女は、父親が他に家庭を持っていることを話し、「大志の母親も会いたくないはずだ」と言って2人はケンカになるが、「好きなら手紙は書かないもんね」と仲直り。
台風の岡山。小豆島行きの船は欠航になり、雨宿りしていた大志は熱を出してしまう。
海に飛び込もうとしていたおじいさんを吠えて呼ぶアン。おじいさんの家に泊めてもらって大志の熱は下がった。
妻を亡くし、息子と折り合いが悪く、孫にも会えずに悲観したおじいさんは、自殺を考えていたのだったが、
「あんなに心配してくれてるんだから、死んじゃダメだよ!」と懇願する大志に、おじいさんも思いとどまる。
小豆島に経つ日、おじいさんは「2つのことを約束してくれ。1つは母親に会えなくても強い大志でいること。2つ目は、お父さんのウソを許してあげること」
大志は、手紙に入っていた写真にある観光スポットに、自分も一度来た覚えがあることを思い出す・・・
新幹線に乗らず、トラック、ヒッチハイク、自転車で少年が岡山までたった2、3日で
たどり着けるものだろうか?と若干フシギな部分はあるけど、
子どもの純粋で真っ直ぐな情熱と元気があれば、なんでも可能かもと、細かいことは気にしないことにした
鈴木京香は、『アイリス』(監督リチャード・エアー、2001年)という映画が好きで、役作りの参考にしたという。
調べたら、ケイト・ウィンスレットが出演しているみたいだから、そちらも観てみたいv
とにかくジャックラッセルテリアのアンが可愛い!
母子のストーリーだけでは煮詰まってしまうところを、
まだ子どものようなやんちゃさが残るわんこの仕草が加わることで、ほのぼのと楽しめる作品に仕上がっている。
オシャレな横浜からスタートして、人情の町・大阪、そして小豆島の豊かな自然に到るまで、
それぞれの素晴らしい土地を旅するロードムーヴィとしても楽しめる1作。