『こねこのみつけたクリスマス』

■こねこのみつけたクリスマス
作：マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵：アン・モーティマー
訳：中川 千尋
出版社：ほるぷ出版

▼あらすじ
こねこが体験した初めてのクリスマスイブ。空にはソリに乗るサンタが見え、
家族が用意するプレゼントで遊んで追い出されｗ、
キャロルを歌いに出かける子どもたちを見送って、
暖炉のそばでうたたね・・・

Xmas本
これもブラウン作。挿絵が変わるだけで、文章の印象もガラっと変わるものだな。
アン・モーティマーは、「猫を描く現代画家の中で最も優れているうちの１人」と言われているそうな。
芸術に優劣はないと思うけど、まるで生きているような、写真みたいに描けるという意味かも。

絵本らしい鮮やかな原色使いの風景をバックに、１人たたずむいたずらな白黒ネコ。
そのやわらかそうな毛の１本１本まで感じられるようなリアルさに驚く！

好奇心でめいっぱい見開いた目、ピンとたてた耳と尻尾、五感全部を使ってイブを体験し、
最後はツリーのそばで眠り込んでしまう。
でも、あれ？またプレゼント用のリボンに巻かれていませんか？ｗ