過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
今回はみかん色のルーズリーフからご紹介。
photo1:毎回、派遣先の契約が終わるたびに一緒に働いていた人たちの似顔絵をメモしてる
photo2:家族でネパールに行ったのが海外旅行のラスト。
photo3:FAX付き電話機を知人から譲ってもらい、面白くてやたらとやりとりしてたw これは友だちの子どもが描いてくれた絵
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『オータム・イン・ニューヨーク』(2000)
監督:ジョアン・チェン 出演:リチャード・ギア、ウィノナ・ライダー ほか
最初のセントラルパークの紅葉からもう満足。どんな物語もドラマになること確実!
ラスト、男からカメラが引いて、これが無数のビルの1つの窓に過ぎず、
他のビル街に飲み込まれてしまうズームアウトもいい。
“不治の病の美女と純粋な恋”ってテーマは使い古されたものだけど、
髪がグレーになってもなおセクシーなプレイボーイ役を地でいけるギアと、
髪をどんなに短くクシャクシャにしてもキュートで奥深い魅力をもつウィノナによって
再び新たな感動を呼び起こしていく。
美しく病み、美しいタイミングで、美しく死ぬ。
短くても彼女はその有効な使い道を最大限知っていたとでも言おうか。
部屋に戻ってSのプレゼントをあけたらなんと「これを持ってたことを忘れたら返す」
と言ってた時計だってのが粋。思わずWが号泣するのも分かる。
ここで終わってもいーけどオマケ付き。
男の性とはいえ、家庭にすっぽりおさまる人もいるのに40越えるまで遊び続けるって何が原因なんだろ?
捨てられる前に捨てる術ってかんじ? そんな順風満帆な恋愛なんて存在しないのに。
(これ1回観てたんだ。数年後に友だちにススメられてまた観たよな
■『バトルロワイアル』(2000)
監督:深作欣二 脚本:深作健太 出演:藤原竜也、前田亜季、栗山千明、柴咲コウ、ビートたけし ほか
「作品紹介」でも分かるけど、予算低い邦画ってホラー&極道ものがシェアの9割じゃなかろーか?
似たよーなのばっか作ってちゃんと興行成り立ってるのな?
過激な内容ゆえに“R指定”(中学生以下禁止。中学生がメインの話なのに)や上映禁止を食らうことになった
前評判に劣らない心臓バクバクもので「自分ならどーする?」的リアルさ(私ならとっくに自殺してる
社会に食い込むテーマ+それなり納得のラストで一応ホッとできる見応え充分の1本。
支えているのは実名でマンマな迫力出してるたけしさんのキャラだろーなあw
同僚曰く「原作のほうが面白い」
コンピュータをハックして学校を爆破しようとした組もAチームみたいでイイ線いってた。
たけしさん自作の絵がまたまた登場。
「迷っても全力で走れ!」
どんな生き方をするつもりなのか? ま、若者はみんな日々闘っているんだよね、大人と同様に。
■『ザ・セル』(2000)
監督:ターセム・シン 出演:ジェニファー・ロペス ほか
デレク・ジャーマン系な濃い~~~~映像+今旬な歌手、女優もやっちゃう
フェロモンでまくりのロペスのアイドル映画的部分もあり。
意味もなく肌もあらわな格好でポーズをとるロペス。
様々な衣装とメイクで現れるロペス、またロペス。
世の男はこのキスシーンも含めて、共演男優をうらやましがっていることだろう
幼児虐待→猟奇殺人ってパターンに終わりはないのかな。
たしかに虐待はひどいけど、被害者とその家族にしてみれば同情の余地などない。
でも自分でコントロールの効かない分裂症だってゆーからどーしよーもない。
日本も虐待と性的異常犯罪が増えてきている。本編のように1人で自分の車にたどりつくまでに
防犯グッズを握りしめて日々怯えながら暮らすようになるかもしれないと思うとゾッとする。
よく考えてみれば心に傷や秘密ひとつなく育つ人なんていないだろう。
それぞれの原体験の世界は覗かずソッとしといたほうがいいのかも。
■『ダイナソー』(2000)
監督:エリック・レイトン、ラルフ・ゾンダグ 声出演:D・B・スウィーニー ほか
アニメーションの傑作『白雪姫』から数十年――――全CGで実写と寸分たがわぬ
リアルで迫力ある映像エンタテイメントを見せたディズニー。
ストーリーは『ライオンキング』とあんまし変わんないんだけど、
太古の恐竜の世界のロマンをここまで再現してくれたのが嬉しい。
自然そのままの姿の地球にあんな生物が闊歩して生きていたと思うと不思議でワクワクする。
絶滅理由を隕石落下説に想定して、“約束の地”めざして多種が協力していたってイメージも楽しい。
が、その後訪れたと言われる氷河期はどうしたのか?! それは2でも作ってもらうか。
恐竜の皮膚のかんじ、水、砂けむり、すべてがリアル。劇場の大画面で見たらもっとすごかったろう!
■『ホワット・ライズ・ビニース』(2000)
監督:ロバート・ゼメキス 出演:ハリソン・フォード、ミシェル・ファイファー ほか
ヒッチコックへのオマージュだけにシャワールームから何か出てくる、出てくるってゆー恐さが楽しめる
いろんな謎が絡んでじわじわとくる恐さ。
床に倒れる夫の携帯をとろうとするって、ホラー映画でやっちゃいけないルールの1つだよ
ドアが勝手に開いたり、バスタブの水が入ってる時点で家を出るべきだと思うんだけどね、とりあえずw
ま、逃げたら根本解決にゃならないし、映画にもならないけど。
■『アンブレイカブル』(2000)
監督:M・ナイト・シャマラン 出演:ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン ほか
『シックス・センス』で衝撃の波紋を生んだ同監督が再びウィリスと組んで撮った同傾向の作品。
フシギな緊張感は似たものがある。途中でまた「あの事故で実は死んでたのか?」なんて思っちゃうw
けど、それはなし。ラストのどんでん返しは、『シックス・センス』ほどじゃない。
双方に通じる異様なくらい冷たい家庭の雰囲気は、一体何なんだろ?!
どうしてここまで冷え切った家庭になったのか。自分の才能を生かしてない生活による自信喪失か?
今作の突飛なストーリーはともかく、テーマはとても身近で深刻で現代人はだれもがみにつまされる。
それは“アイデンティティ”。「どうして自分は存在しているのか?」
その理由を見失って、ただ日々を生きて過ぎ去る時間を眺めるばかりの人生が
どれほど何にも増して人の心と体を蝕む悲しいものか!
イッちゃってるキャラのジャクソンがハマってる。
■『ANA+OTTO』(1998)
監督・脚本:フリオ・メデム
出演:サラ・バリエンテ、クリステル・ディエス、ナイワ・ニムリ、ペルー・メデム、ビクトル・ウゴ・オリベイラ ほか
人を感動させるドラマには、そんなに交通事故死が必要かな?
フィンランドを舞台にした“運命”と“偶然”の物語。
(引越し先の)今度のレンタルショップは小さいけど、他で見ない作品があるようだ。
縁の深い人はいるだろうけど、自分勝手に引き寄せようとしたからいけなかったのかな?
それにしてもパイロットってそんなにすぐになれるものなのか?
しかも1機壊したってバレたら後の弁償のほうがわたしは気になる
結婚しても次々と恋人を変えちゃう母や父。
写真の家族の肖像のようにカンタンに愛情を引きとめておくことはできないものか。
アンナ側、オットー側から同じ出来事を交互に描いてゆくフシギな浮遊感漂う作品。
■『スカートの翼ひろげて』(1997)
監督:デイヴィッド・リーランド 出演:キャサリン・マッコーマック、レイチェル・ワイズ ほか
戦時中の恋はどれもドラマになるね。ま、いつでもどんな小さな恋もドラマになりうるけど。
でも恋と結婚はやっぱ違うのかな?
恋愛の末の結婚後に幸せになれるとも限らないし、結婚後に恋を楽しむ人もいるからどうとも言えないか。
言えるのは、どうであれ、恋する、誰かを愛するっていいことだなってこと。
互いに別の家庭をもって「犬と愛する人と庭で寛ぐ」夢は遠くなる。
でもそうそう不幸なことでもないのも確か。
たくさんの青春の思い出、恋の思い出があるほうが、何もないよりずっと幸せだ。
永遠の恋にならなかったとしても。
■『NICO ICON』(1995)
監督:スザンネ・オフテリンガー 出演:ニコ、ジャクソン・ブラウン、ジョン・ケイル ほか
珍しい1本を見つけた。'70の香りプンプン、出てくる名前も、ディラン、ヴェルヴェッツ、
アラン・ドロン、ウォーホル、ジム・モリスンと錚々たる面子。
インタビューに出てくるのはマネージャー、女優、ファクトリーのメンバ(ビリー・ネーム、ヴィヴァ?)、
祖母、ラストが息子、ドロンに似てるのは隠せない!
父はゲシュタポに撃ち殺され、モデルでヴォーグに載ったのが10代後半。
映画出演、歌手デビュー、そのうちモデル業に嫌気がさして、ウォーホルメンバになってからだんだん怪しい方向へ
黒ずくめで、ジャンキー、低い声でドイツ訛りもそのまま、作詞作曲もして旅回り。
息子カリは祖母(ドロンの母)に預けられた。息子に麻薬教えたのが本当ならそうとうイカれてる!
孤独な死。それが通ってた'70年代。
♪I'll be your mirror 他歌と映像でとにかくニコを偶像崇拝している1本。
■『バーティカル・リミット』(2000)
監督・出演:マーティン・キャンベル 出演:ロバート・キング、マーシャ・ナサティア ほか
予告を観て期待した通りの手に汗握る作品。
生と死隣り合わせの厳しい世界でここまで山登りに魅せられる気持ちとは何か?
こんな目に遭ってもやっぱ山に戻ってこようと思うのかな?
死んだ者の血で目印にするのもスゴイ・・・山に挑戦する2人の命に責任をもつ1人1人が
サヴァイヴァルの充分な知識と体力の限界まで鍛えベストを尽くすって世界。女も男もない。
今回はみかん色のルーズリーフからご紹介。
photo1:毎回、派遣先の契約が終わるたびに一緒に働いていた人たちの似顔絵をメモしてる
photo2:家族でネパールに行ったのが海外旅行のラスト。
photo3:FAX付き電話機を知人から譲ってもらい、面白くてやたらとやりとりしてたw これは友だちの子どもが描いてくれた絵
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『オータム・イン・ニューヨーク』(2000)
監督:ジョアン・チェン 出演:リチャード・ギア、ウィノナ・ライダー ほか
最初のセントラルパークの紅葉からもう満足。どんな物語もドラマになること確実!
ラスト、男からカメラが引いて、これが無数のビルの1つの窓に過ぎず、
他のビル街に飲み込まれてしまうズームアウトもいい。
“不治の病の美女と純粋な恋”ってテーマは使い古されたものだけど、
髪がグレーになってもなおセクシーなプレイボーイ役を地でいけるギアと、
髪をどんなに短くクシャクシャにしてもキュートで奥深い魅力をもつウィノナによって
再び新たな感動を呼び起こしていく。
美しく病み、美しいタイミングで、美しく死ぬ。
短くても彼女はその有効な使い道を最大限知っていたとでも言おうか。
部屋に戻ってSのプレゼントをあけたらなんと「これを持ってたことを忘れたら返す」
と言ってた時計だってのが粋。思わずWが号泣するのも分かる。
ここで終わってもいーけどオマケ付き。
男の性とはいえ、家庭にすっぽりおさまる人もいるのに40越えるまで遊び続けるって何が原因なんだろ?
捨てられる前に捨てる術ってかんじ? そんな順風満帆な恋愛なんて存在しないのに。
(これ1回観てたんだ。数年後に友だちにススメられてまた観たよな
■『バトルロワイアル』(2000)
監督:深作欣二 脚本:深作健太 出演:藤原竜也、前田亜季、栗山千明、柴咲コウ、ビートたけし ほか
「作品紹介」でも分かるけど、予算低い邦画ってホラー&極道ものがシェアの9割じゃなかろーか?
似たよーなのばっか作ってちゃんと興行成り立ってるのな?
過激な内容ゆえに“R指定”(中学生以下禁止。中学生がメインの話なのに)や上映禁止を食らうことになった
前評判に劣らない心臓バクバクもので「自分ならどーする?」的リアルさ(私ならとっくに自殺してる
社会に食い込むテーマ+それなり納得のラストで一応ホッとできる見応え充分の1本。
支えているのは実名でマンマな迫力出してるたけしさんのキャラだろーなあw
同僚曰く「原作のほうが面白い」
コンピュータをハックして学校を爆破しようとした組もAチームみたいでイイ線いってた。
たけしさん自作の絵がまたまた登場。
「迷っても全力で走れ!」
どんな生き方をするつもりなのか? ま、若者はみんな日々闘っているんだよね、大人と同様に。
■『ザ・セル』(2000)
監督:ターセム・シン 出演:ジェニファー・ロペス ほか
デレク・ジャーマン系な濃い~~~~映像+今旬な歌手、女優もやっちゃう
フェロモンでまくりのロペスのアイドル映画的部分もあり。
意味もなく肌もあらわな格好でポーズをとるロペス。
様々な衣装とメイクで現れるロペス、またロペス。
世の男はこのキスシーンも含めて、共演男優をうらやましがっていることだろう
幼児虐待→猟奇殺人ってパターンに終わりはないのかな。
たしかに虐待はひどいけど、被害者とその家族にしてみれば同情の余地などない。
でも自分でコントロールの効かない分裂症だってゆーからどーしよーもない。
日本も虐待と性的異常犯罪が増えてきている。本編のように1人で自分の車にたどりつくまでに
防犯グッズを握りしめて日々怯えながら暮らすようになるかもしれないと思うとゾッとする。
よく考えてみれば心に傷や秘密ひとつなく育つ人なんていないだろう。
それぞれの原体験の世界は覗かずソッとしといたほうがいいのかも。
■『ダイナソー』(2000)
監督:エリック・レイトン、ラルフ・ゾンダグ 声出演:D・B・スウィーニー ほか
アニメーションの傑作『白雪姫』から数十年――――全CGで実写と寸分たがわぬ
リアルで迫力ある映像エンタテイメントを見せたディズニー。
ストーリーは『ライオンキング』とあんまし変わんないんだけど、
太古の恐竜の世界のロマンをここまで再現してくれたのが嬉しい。
自然そのままの姿の地球にあんな生物が闊歩して生きていたと思うと不思議でワクワクする。
絶滅理由を隕石落下説に想定して、“約束の地”めざして多種が協力していたってイメージも楽しい。
が、その後訪れたと言われる氷河期はどうしたのか?! それは2でも作ってもらうか。
恐竜の皮膚のかんじ、水、砂けむり、すべてがリアル。劇場の大画面で見たらもっとすごかったろう!
■『ホワット・ライズ・ビニース』(2000)
監督:ロバート・ゼメキス 出演:ハリソン・フォード、ミシェル・ファイファー ほか
ヒッチコックへのオマージュだけにシャワールームから何か出てくる、出てくるってゆー恐さが楽しめる
いろんな謎が絡んでじわじわとくる恐さ。
床に倒れる夫の携帯をとろうとするって、ホラー映画でやっちゃいけないルールの1つだよ
ドアが勝手に開いたり、バスタブの水が入ってる時点で家を出るべきだと思うんだけどね、とりあえずw
ま、逃げたら根本解決にゃならないし、映画にもならないけど。
■『アンブレイカブル』(2000)
監督:M・ナイト・シャマラン 出演:ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン ほか
『シックス・センス』で衝撃の波紋を生んだ同監督が再びウィリスと組んで撮った同傾向の作品。
フシギな緊張感は似たものがある。途中でまた「あの事故で実は死んでたのか?」なんて思っちゃうw
けど、それはなし。ラストのどんでん返しは、『シックス・センス』ほどじゃない。
双方に通じる異様なくらい冷たい家庭の雰囲気は、一体何なんだろ?!
どうしてここまで冷え切った家庭になったのか。自分の才能を生かしてない生活による自信喪失か?
今作の突飛なストーリーはともかく、テーマはとても身近で深刻で現代人はだれもがみにつまされる。
それは“アイデンティティ”。「どうして自分は存在しているのか?」
その理由を見失って、ただ日々を生きて過ぎ去る時間を眺めるばかりの人生が
どれほど何にも増して人の心と体を蝕む悲しいものか!
イッちゃってるキャラのジャクソンがハマってる。
■『ANA+OTTO』(1998)
監督・脚本:フリオ・メデム
出演:サラ・バリエンテ、クリステル・ディエス、ナイワ・ニムリ、ペルー・メデム、ビクトル・ウゴ・オリベイラ ほか
人を感動させるドラマには、そんなに交通事故死が必要かな?
フィンランドを舞台にした“運命”と“偶然”の物語。
(引越し先の)今度のレンタルショップは小さいけど、他で見ない作品があるようだ。
縁の深い人はいるだろうけど、自分勝手に引き寄せようとしたからいけなかったのかな?
それにしてもパイロットってそんなにすぐになれるものなのか?
しかも1機壊したってバレたら後の弁償のほうがわたしは気になる
結婚しても次々と恋人を変えちゃう母や父。
写真の家族の肖像のようにカンタンに愛情を引きとめておくことはできないものか。
アンナ側、オットー側から同じ出来事を交互に描いてゆくフシギな浮遊感漂う作品。
■『スカートの翼ひろげて』(1997)
監督:デイヴィッド・リーランド 出演:キャサリン・マッコーマック、レイチェル・ワイズ ほか
戦時中の恋はどれもドラマになるね。ま、いつでもどんな小さな恋もドラマになりうるけど。
でも恋と結婚はやっぱ違うのかな?
恋愛の末の結婚後に幸せになれるとも限らないし、結婚後に恋を楽しむ人もいるからどうとも言えないか。
言えるのは、どうであれ、恋する、誰かを愛するっていいことだなってこと。
互いに別の家庭をもって「犬と愛する人と庭で寛ぐ」夢は遠くなる。
でもそうそう不幸なことでもないのも確か。
たくさんの青春の思い出、恋の思い出があるほうが、何もないよりずっと幸せだ。
永遠の恋にならなかったとしても。
■『NICO ICON』(1995)
監督:スザンネ・オフテリンガー 出演:ニコ、ジャクソン・ブラウン、ジョン・ケイル ほか
珍しい1本を見つけた。'70の香りプンプン、出てくる名前も、ディラン、ヴェルヴェッツ、
アラン・ドロン、ウォーホル、ジム・モリスンと錚々たる面子。
インタビューに出てくるのはマネージャー、女優、ファクトリーのメンバ(ビリー・ネーム、ヴィヴァ?)、
祖母、ラストが息子、ドロンに似てるのは隠せない!
父はゲシュタポに撃ち殺され、モデルでヴォーグに載ったのが10代後半。
映画出演、歌手デビュー、そのうちモデル業に嫌気がさして、ウォーホルメンバになってからだんだん怪しい方向へ
黒ずくめで、ジャンキー、低い声でドイツ訛りもそのまま、作詞作曲もして旅回り。
息子カリは祖母(ドロンの母)に預けられた。息子に麻薬教えたのが本当ならそうとうイカれてる!
孤独な死。それが通ってた'70年代。
♪I'll be your mirror 他歌と映像でとにかくニコを偶像崇拝している1本。
■『バーティカル・リミット』(2000)
監督・出演:マーティン・キャンベル 出演:ロバート・キング、マーシャ・ナサティア ほか
予告を観て期待した通りの手に汗握る作品。
生と死隣り合わせの厳しい世界でここまで山登りに魅せられる気持ちとは何か?
こんな目に遭ってもやっぱ山に戻ってこようと思うのかな?
死んだ者の血で目印にするのもスゴイ・・・山に挑戦する2人の命に責任をもつ1人1人が
サヴァイヴァルの充分な知識と体力の限界まで鍛えベストを尽くすって世界。女も男もない。